「エール」に異色キャスト続々!トルシエ監督通訳フローラン・ダバディ氏にネット驚き

[ 2020年6月19日 08:15 ]

連続テレビ小説「エール」第60話。(上段左から)フローラン・ダバディ氏、ピーター・フランクル氏(下段左から)関口アナン、近衛はな(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は19日、第60話が放送され、2002年サッカーW杯日韓大会で日本代表を率いたフィリップ・トルシエ監督(65)のパーソナルアシスタント・通訳を務めたフローラン・ダバディ氏(45)、数学者・大道芸人のピーター・フランクル氏(67)ら異色のキャストが登場した。「ダバディ」がYahoo!リアルタイム検索の上位に入るなど、インターネット上で反響を呼んだ。

 SNS上には「めっちゃ見たことあるなと思ったらダバディさんだったのか!」「エールを見ていたら、横から旦那が『ダバディじゃん』って。え?あ?あのダバディさんでしたかー!横にトルシエ監督がいないから、分からんかった」「唐突でもないか。 日本在住でフランス語が流暢な人にオファーするとなったら、ダバディが真っ先に浮かぶもんな」などの書き込みが相次いだ。

 今週第12週(6月15~19日)は「特別企画」として主人公夫妻を取り巻く登場人物にフォーカスしたオムニバス形式の“スピンオフ週”。第60話は「環のパリの物語 後編」。嗣人(金子ノブアキ)は画家としてなかなか認められず、焦りを感じていた。一方、環(柴咲コウ)は思い切ってミラノまで受けに行った「蝶々夫人」のオーディションを機に、歌手になるチャンスをつかみかける。周囲から環について聞かれることが多くなった嗣人は、素直に喜べず複雑な気持ちを抱えるように。2人の恋人関係は次第に変化していく。そして、ある日、環の人生を変える大きな便りが届く…という展開。

 ダバディ氏の朝ドラ出演は05年前期「ファイト」以来15年ぶり2作目。今回は美術批評家ピエールを演じ、嗣人が描いた「環の絵」だけは褒めた。

 フランクル氏は10年の大河ドラマ「龍馬伝」に出演。今回はカフェの店員フィリップを演じた。

 2世俳優も登場。父に俳優の目黒祐樹(72)を持つ女優の近衛はな(40)は環の友人・里子を演じた。父に写真家の関口照生(81)、母に女優の竹下景子(66)を持つ俳優の関口アナン(31)は嗣人の友人・利彦を演じた。

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2020年6月19日のニュース