たんぽぽ白鳥 新型コロナ感染での自宅療養生活は「保健所からの電話が1番の安心材料」

[ 2020年5月19日 10:00 ]

お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子
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 新型コロナウイルスに感染し、4月24日に健康観察が解除となったお笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子(38)が18日、自身のブログを更新。自宅療養生活の様子を詳細につづった。

 白鳥は「自宅療養中どんなふうに過ごしていたのか、質問を受けることが多かったので、お答えしようと思います」とフォロワーなどから自宅療養生活に関する質問が多かったといい、「私はこんな感じで寝室にこもりっきりでした」とイラスト入りで紹介。「チェリーさんとは部屋を別々にしていました」と、夫でお笑いタレントのチェリー吉武(39)とは別の部屋で過ごしていたことを明かした。

 「私はほぼベッドで過ごしてました」と白鳥。「ベッドの上は窓になってるので、雨の日以外は常に窓を開け放って換気してました。寒い時は少しだけ開けて、調節してました。日光浴びるのもいいと聞いたので、日中はカーテンを開けていました。本、加湿器、体温計、除菌シート、除菌スプレー、マスク、飲み物は近くに置いて使っていました」と自室での生活を説明。「寝室にはテレビがないので、携帯でニュースや新聞を読んでました。YouTubeも観てました。私は主に本を読んでいました。20冊くらい、読んでない本が溜まってたのでそれを読んでいました。『遅いインターネット』という本が面白かったです」とつづった。

 「食事はチェリーさんが作ってくれたものが、扉の前に置かれます。食べ終わったら、同じくそこに戻します」と食事はすべて夫が対応。「私はキッチンに入らないようにしていたので、料理や皿洗いなどは、全部チェリーさんがやってくれました」と夫の献身に感謝した。

 トイレと風呂は「別々にできなかった」とし、保健所の指示を受け、気を付けていたことを説明。トイレに関しては「お互いに使用後は(1)便座のオモテ部分を除菌(2)便座のウラも除菌(3)レバーを除菌(4)トイレットペーパーのホルダーも除菌(5)ドアノブを除菌 ※流す時はフタを閉じて」と手順を紹介。「慣れてくると、苦にならなくなりました。今も続けています。タオルも分けて別々に使用していました」とした。

 風呂に関しても「(1)入る前に、浴槽、桶やイス、床を洗剤で洗います。(1)シャンプーや石鹸などは、別々に。(3)チェリーさんが先に入る。(4)私が最後に入る。(5)お湯を抜き、浴室内を全体的にシャワーで流しタオルで拭き上げて、アルコールスプレーで消毒」と手順を紹介。「こちらも普段の手順に、少しやることを加えたくらいだったので、慣れてしまえば苦にはなりませんでした」とこなしたことを明かした。

 保健所からの連絡についても「電話は健康観察が終わるまで、毎日ありました。私の場合は午前中にかかってくることが多かったです。時々、夕方の時もありました。電話の内容は、その日の体温、体調の確認です」と説明。「また、不安や疑問(例えば消毒の仕方、濃厚接触者の方への対応はどのようになってるか、再検査についての質問など)にも答えて下さいました。すぐ答えられないものは、後日必ず保健所の医師に聞いた上でお答えして下さいました。チェリーさんにも同じ内容の確認の電話が毎日きていました。私は保健所からの電話が、1番の安心材料になりました」と保健所の対応に感謝した。

 白鳥は最後まで自宅療養となったが、「私の場合は自宅療養でしたが、入院する流れになると聞いていたので、いつでも入院のできるように、スーツケースに荷物をまとめて用意をしていました」とも。「方針が変わり、結果として自宅療養のみとなりましたが、もしものことを考えて、感染した場合や入院した場合、自分や家族の生活について話し合っておくことが必要だなと思いました。また近くに住んでいる友人などとも連携が取れるようにしておくと、安心材料も増えるなと感じました」とアドバイスを記した。

 白鳥は4月8日にPCR検査の新型コロナウイルスの陽性診断後、熱や咳の症状がなかったことから自宅待機。24日に健康観察期間が解除された。夫の吉武は濃厚接触者として自宅隔離生活を続け、5月8日に解除された。

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