大和田獏 最愛の妻・岡江久美子さんが亡くなり兄・伸也に電話「今、逝っちゃった…」

[ 2020年4月26日 23:27 ]

俳優の大和田伸也
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 新型コロナウイルスによる肺炎のため23日に死去した女優の岡江久美子さん(享年63)義兄で俳優の大和田伸也(72)が26日、フジテレビ「Mr.サンデー」(日曜後10・00)の電話取材に応えた。

 大和田は「こういう電話取材いろいろ話があるんですけどお断りしていた」と言うが、今回のことを岡江さんの夫で実弟で俳優の大和田獏(69)に聞いてみたところ「ぜひお願いしますって言われたので」と取材を受けた理由を明かし「久美ちゃんのために、獏のためにも少しは供養になるかなと思って」と語り始めた。

 24日に岡江さんは遺骨となって無言の帰宅。獏は葬儀業者から自宅に届けられた遺骨を手に「こんな形での帰宅は本当に残念で悔しくて悲しいです。どうか皆さんもくれぐれもお気を付けください。それが残された家族の願いです」と大きな悲しみを口にした。

 岡江さんが入院している間、獏は「(新型コロナウイルス感染を)ある程度覚悟して『自分は一歩も外に出ず、自粛しなきゃいけないんだ』『自粛しなきゃいけない。で、部屋にいる』って言っていました」という。

 さらに感染防止のため、獏らは面会にも行けず、医者からの報告を聞くしか病状がわからないため「その間がすごく辛かったと思うんだよね。獏は言っていましたけど、「電話を一日夜中まですっと抱えていた。それがたいそう辛かった」と明かしていたという。

 23日の朝、岡江さんは帰らぬ人となった。大和田の元に獏から「今、逝っちゃった…」と直接電話が入ったという。「まず、信じられないってことですよね。やっぱり治って帰ってくるものだと思ってましたから」と話した。

 家族で見送ることもできず大和田は「それが一番悲しいですよね。普通みんなに見送られて亡くなって、それでまたみんなでおうちに迎えてって感じですけど」と語り、遺骨となって無言の帰宅をした後には獏から「『久美子が帰ってきたよ』って言って遺骨がちょこんと 写真がLINEで送られてきたんでね。もう悲しいし、まさか一番近い身内で起こるなんて想像もしていなかった」としんみりと話した。

 取材の最後に「みんな気を付けてね。年齢関係ないからね。本当に人が寄ってるところは気を付けないとダメだよ。手はちゃんと洗って自分で身を守ってください」と語りかけた。

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2020年4月26日のニュース