お笑い番組もストック切れ続々「ゴッドタン」「水曜日のダウンタウン」など総集編・傑作選放送へ

[ 2020年4月26日 17:10 ]

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(左)と浜田雅功
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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月にスタートする予定だったテレビ各局の連続ドラマやアニメ番組の放送延期が相次いでいるが、バラエティー番組・お笑い番組にも影響が出始めた。テレビ東京「ゴッドタン」(土曜深夜1・45)の演出・プロデューサー・佐久間宣行氏(44)は26日未明、自身のツイッターで「そんなわけでストックがありません。『ゴッドタン』は結構前から企画用意してる番組で、それがリモート収録に変更して撮れる企画じゃなかったのもありまして。なんで、ここから少し総集編です」と新作のストックが切れ、当面は総集編・傑作選になることを明かした。

 25日深夜の放送は新作「事務所対抗ゴシップニュース」の後半戦。オンエアが終わると、佐久間氏は自身のツイッターを更新し「そんなわけでストックがありません」とつづった。佐久間氏によると、総集編のラインナップ予定は「2019年の名言&未公開」「キンコン西野vs劇団ひとりの歴史」「劇団ひとり以外のキス我慢傑作選」。「あと極力新作撮れるようにしていきます(リモートでも)」と道を探りながら「今回の総集編はこのくらい予定ですが、まだ事態がどうなるかは分からないので、この後に思いつく過去の企画も載っけておきますので、リクエストもどうぞ」と呼び掛けた。

 TBS「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・00)の演出・藤井健太郎氏(40)も4月15日の新作(「最終的に泥酔するのが決まりになってるロケでも、撮り順逆撮りなんとか成立させられる説」など)放送後、自身のツイッターで「在庫尽きました」と明かした。

 22日は「ワールド極限ミステリー」4時間スペシャルのため、オンエアなし。29日はお笑いコンビ「ななまがり」が挑んだ「新元号を当てるまで脱出できない生活」(2019年5月8日)を再放送。19年5月度のギャラクシー賞月間賞に輝いた“神回”だ。

 ダウンタウンの松本人志(56)も26日、自身のツイッターで「いつ再開かなぁ~。ガキの使い。ダウンタウンなう。ダウンタウンDX。ワイドナショー。水曜日のダウンタウン。松本家の休日。探偵ナイトスクープ。クレイジー あっ!」とつぶやき、収録再開を待ち望む。

 日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日曜後11・25)は26日の「ガキ使オリジナル(秘)ジジ抜き 完結編」でストックが切れるようで、次回5月3日は「大人気企画『口パクヒットスタジオ』の永久保存版の名場面をお届け!」とインターネット番組表(EPG)で予告されている。

 フジテレビ「ダウンタウンなう」(金曜後9・55)は24日の「本音でハシゴ酒(山口智充、岡崎体育)」でストックが切れるようで、次回5月1日は「本音でハシゴ 人気者スペシャル」として霜降り明星(19年6月21日)と菅田将暉(16年5月13日)の回がオンエアされる。

 5月6日期限の緊急事態宣言が延長されれば、お笑い番組の総集編・傑作選放送が続きそうだ。

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