玉川徹氏 新型肺炎の政府対応に「国内で感染爆発が起きた時に…」

[ 2020年1月31日 11:52 ]

テレビ朝日の社屋
Photo By スポニチ

 テレビ朝日の玉川徹氏が31日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型肺炎への政府の対応に言及した。

 玉川氏は「僕が不安になるのは今後。武漢と同じような状況に日本もなり得るという最悪の事態を想定しなければいけないと思うんですけど、その時にどういう対応をするのか検討してるんだろうなと思えない。そういうふうな対応が政府ができてるって信じることが今できない状況になっている」と指摘。感染者が増えていった場合について「重症者、高齢者、基礎疾患を持っている免疫弱者といわれるような人、こういう人を優先的に病院で診るしかないないんです。ところがそうじゃない人たちも隔離はしなくちゃいけない、キャリアだって分かったら。じゃどこで隔離をするんだと。また民間のホテルに協力を申し出るって言っても難しいですよ」と言い、「その時の隔離するための施設、どれくらい想定しているのか聞きたい」と話した。

 そして、私案としてかんぽの宿の活用を挙げ、「昨年12月20日で11カ所、営業終了してるんです。たぶん働いていた方も配置転換なってる。その人たちも強制はできませんよ。そこで働く人は考えなきゃいけないけど、少なくとも施設はあるし、そういう施設のリストアップを今やってんのかどうか。最悪の事態になった時の隔離施設のリストアップ、対応を考えてるのか。今までこうなったら嫌だなって考えたこと通りに事態がずっと進んできている。もう水際で止めるってこともできてないし、次は国内で感染爆発が起きた時にどうするんだっていう対応をしてるのかどうか」と指摘した。

続きを表示

2020年1月31日のニュース