沢尻エリカ被告「女優の復帰は考えていません」 今後は「交友関係を見直して」

[ 2020年1月31日 16:45 ]

沢尻エリカ被告
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 MDMAとLSDを所持したとして麻薬取締法違反罪に問われた女優の沢尻エリカ被告(33)の初公判が31日、東京地裁で開かれ、検察側は懲役1年6月を求刑した。初公判は即日結審し、判決は2月6日に言い渡される。

 沢尻被告は黒髪をゴムでまとめ、黒のパンツスーツと白シャツで入廷。裁判官から氏名を聞かれると「沢尻エリカと申します」と答え、職業を聞かれると「職業は無職です」と返答した。起訴内容について「間違いありません」と認めた。

 また、「交友関係を見直して、そういうもの(薬物)とは一切関わらないようにしたい」と話した上で「女優の復帰は考えていません」と答えた。理由については「多くの方を傷つけてしまった代償は計り知れない」と述べた。

 昨年11月16日の逮捕以降、公の場に姿を見せるのは77日ぶり。沢尻被告が入っていたとされる都内の医療施設から、沢尻被告を乗せたとみられる黒いワンボックスカー2台が車列を組む形で午後1時30分ごろ出発。同1時50分ごろ、地裁に到着した際も、車内には厚いカーテンが引かれ、表情は確認できなかった。

 12月6日の保釈時も、報道陣をかく乱するように複数のワンボックスカーが用意され、車内も黒いカーテンで隠すなど徹底していた。保釈中は医療機関で治療受けたとされる。

 公判を巡っては、19の一般傍聴席を求めて、この日午前9時30分から11時までの整理券配布に2229人が長い列をつくり、競争倍率は117倍に達した。

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2020年1月31日のニュース