【ロンブーと一問一答(1)】亮 淳へ「頼りになる “ありがてーな”と」

[ 2020年1月31日 05:30 ]

会見するロンドンブーツ1号2号の田村淳(左)と田村亮(撮影・尾崎 有希)
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 ロンドンブーツ1号2号の主な一問一答は以下の通り。

 ――亮さんお帰りなさい。まずはきょうお客さんの前に久しぶりに立った感想を教えてください。
 亮 温かく迎えてくださって本当にシンプルに嬉しくなりました。もうちょっと冷ややかな目で見られるのかなって。正直覚悟してたんですけど、温かく迎えて頂いた事が凄く嬉しかったです。
 淳 お客さんから「お帰り」とか「待ってました」とかいう声を聞いて、亮さんが涙ぐむという瞬間があった。(亮に)一度ステージにはけていただいてティッシュで涙を拭いて、また戻ってもらうということが冒頭にありました。

 ――実際にこの半年前、同じ場所に座っていた。そのステージに立ったというのは本人はどうだった。
 亮 2人でロンドンブーツを再開する中で、「ここじゃなくても良かったな」という気持ちはあったが、温かく迎え入れてくださった方々のおかげでその気持ちはすぐなくなった。ここで良かった。

 ――お客さんの質問コーナーではどんな質問があったか。
 淳 ライブの後に記者会見があるから「記者の皆さんになったつもりで想定質問をして、ちょっと練習させてください」ということ。ちょっとだけ質問に慣れた感じでこの場に座ることができた。
 亮 リラックスはできましたね。印象に残っているのは、シンプルに「何してたんですか」みたいのもあった。そういうのは本当に自分がやってたことを答えた。
 淳 「お金とかどうしてたんですか」っていう質問もありましたよね。
 亮 「お金どうしてたんですか?」って聞かれて「ないよ、お金はないよ」って。
 淳 (昨年)10月からストップしていたからね。
 亮 吉本は2カ月遅れで入ってくる。
 淳 オーストラリアドル建ての貯金を若い頃からしてたから「大丈夫なんだよ」って。
 亮 そんなんは随分前にないし。
 淳 使い果たしちゃったんだよな。

 ――吉本興業との契約問題は。
 淳 そこは社長が(割って)入ってまいります。株式会社ロンドンブーツとしての所属タレントが田村亮になっている。今まさに吉本興業さんとエージェント契約を結ぶことで話を進めています。大きい会社で所属タレントがたくさんいるので、亮さんの順番はまだ。ここから順番が回ってきて、株式会社ロンドンブーツとしてエージェント契約を結べるといいなって方向で話ができると思います。

 ――ライブのタイトルが「family」。このタイトルに込められた思いは。
 亮 僕は込めてないです。淳が勝手に込めたんです。
 淳 騒動の中で「ファミリー」って言葉が飛び交って、僕や亮さんがこの場所で「ファミリー」ってキーワードを出したので、どういったものを本当のファミリーっていうのか改めて僕達も知るきっかけになればいいなと思って。70席しかいないライブのチケットをみんなが朝10時になった瞬間に取り合ってくれて、亮さんの第一声を聞きに来てくれて凄くありがたい。「family」っていうタイトルがちょっとしたおふざけも入ってたんですけど、きょう来てくれた人を本当に「ファミリー」と感じた。血のつながりはないにしても、いろんな形で信頼し合えるっていう状況が作れたのはよかった。なによりここに集まってくれてる記者の皆さんとも私たちは「ファミリー」になりたい。みんな「ファミリー」だと思います。お忙しい中ありがとうございます。

 ――2人でステージに立ち、改めて相方への思いは。
 亮 頼りになるな、と。正直。ライブ始まる前もお客さんに対して、淳が自ら前説してみたり、俺が出やすい状況を作ってくれたりしてた。勝手に自分がやって、淳が裏にいて。「ありがてーな」と。
 淳 江戸っ子口調なんですね。いまさらのことですけどね。
 亮 (ステージに)出てって「ありがてーな」って。
 淳 前説しながら登場するか、そのまま2人で登場するかは直前まで悩んでいた。舞台袖にいる亮さんが思いの外こわばった表情だったんで、「一回お客さんをほぐした後に亮さんを呼び込んだほうがいいかな」と思った。お客さんも緊張してたんですよ。つい最近まで謹慎を食らってた芸能人が、今から目の前にやってくるから身構えてたんです。その辺をほぐして、亮さんを呼び込んで、亮さんもみんなからの温かい言葉に涙した。和やかな感じでスタートできて良かった。何より、亮さんの第一声はやっぱり意味が分からない。それが凄く懐かしかった。半年前に凄くイラついてたことが、こんなにゆったりした気持ちで「何言ってるか分からない亮さんのトークが聞けるんだ」と思って、懐かしくて感動しました。

 ――懐かしいという部分では髪の毛を赤く染めた。
 淳 地上波の番組やいろいろな方に多大な迷惑を掛けてるんで、もう一回僕たちがゼロから出発する姿を見せられたらいいなと思ってトークライブをやらせていただきました。

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2020年1月31日のニュース