会場爆笑!広瀬アリス「お父さん…」に大沢たかおギロリ

[ 2020年1月31日 20:13 ]

「AI崩壊」舞台あいさつに登場した(左から)入江悠監督、岩田剛典、大沢たかお、賀来賢人、広瀬アリス
Photo By スポニチ

 俳優の大沢たかお(51)が31日、都内で行われた映画「AI崩壊」(監督入江悠)の公開初日舞台あいさつを行った。

 同作は、AIが人間の生活に欠かせない存在となった10年後の日本が舞台の近未来サスペンス。国民の個人データを完全に把握したAIが人間の生きる価値を選別し、殺戮を始めるという衝撃的な内容となっている。

 こうした設定の作品は、日本映画界ではなかなか企画が通りづらいものだが、入江監督(40)によれば「大沢さんがまず最初に(出演の)手を挙げてくださったから、(企画が)動き出した」のだという。

 主役の大沢が演じるのは、日本中をパニックに陥れるAIの開発者・桐生。警察に追われ、全国各地を逃亡する羽目になることから、撮影中はとにかく走るシーンの連続。そうした日々の思い出を聞かれると、「当時の記憶が薄くなっているぐらいつらかった」と振り返った。

 そんなハードな撮影をこなしただけでなく、映画製作全体の大黒柱でもあった大沢への共演陣の信頼は絶大で、桐生の義弟役の賀来賢人(30)は「共演者が演じやすい雰囲気を作ってくれる。口でこうしろとは言わないんですが、ついていきたくなる背中ですごく助けていただきました」と語り、警視庁の天才捜査官役の岩田剛典(30)も「大沢さんが現場にいてくだされば安心という感じでした」と心酔ぶりを隠さなかった。

 ところが、桐生を追う刑事役の広瀬アリス(25)がそれに続き、大沢の包容力に触れようとしたつもりが「言葉数が少ない、とてもクールなイメージだったんですが、とても優しくてお父さんと言ったら失礼かもしれないですが…」と口走ってしまい、大沢はギロリ。

 会場が爆笑の渦に包まれる中、機転を利かせた司会者が「お父さんのような温かさというか…?」と助け船を出すと、広瀬も「そうです、正解です!」と慌てて取り繕い、なんとか事なきを得ていた。

続きを表示

2020年1月31日のニュース