【ロンブーと一問一答(3)】撮るけど…淳 亮はユーチューブに出さない「地上波の復帰を果たしてから」

[ 2020年1月31日 05:30 ]

会見するロンドンブーツ1号2号の田村淳(左)と田村亮(撮影・尾崎 有希)
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 ――今後、具体的にどんな活動をしていきたいか。

 亮 社長が「言いたいことを言え」と言ってたから、トークライブで「大河か朝ドラに出たい」と言ったんです。
 淳 お客さんの前で「一番何の仕事がしたいんだ」って聞いたら「大河か朝ドラ」って言うから「バカヤロー」とは言っておきました。
 亮 お父ちゃん、お母ちゃんとか一番喜ぶでしょう。こんだけ心配掛けたから。出れたら嬉しいなと思って。
 淳 亮さんが好きな仕事を言う時はテレビ局をまんべんなく言った方が、NHKのことしか言ってないから。
 亮 おじいちゃんおばあちゃんがNHK好きなのよ。

 ――今後、闇営業問題が起きないように当事者としてこれからどうしていくべきと思うか。
 亮 僕らみたいな素人って見分けがつかないと思います。僕はもう自分の目を信用しなくなったんで、会社に言ったり、僕の場合は株式会社ロンドンブーツっていうところで見た方がいい。
 淳 吉本興業さんが、「反社チェックはエージェント契約をしても違う契約だったとしてもそこはこれからもウチがやるよ」って言ってくださったんで、甘えたい。(反社の)定義としてもあいまいになってきてるんで、自分達で判断するのは難しい。やはり大きな事務所のデータベースに照合して、大丈夫か大丈夫じゃないかは判断を仰ぎたいと思っている。

 ――最後に、きょうトークライブに行けなかったファンもたくさんいたと思いますが、ここで少しギャグを見せてもらえませんか。
 淳 何ですか急に。ギャグですか。亮さんギャグとかあんまりやるタイプではないですけどなんか考えて。
 亮 思い切ってギャグをお断りしても。正直言ってお断りしておきます。すみません。
 淳 大きなメディアの圧力みたいなのを感じましたよね。「ギャグやれよ」みたいなね。ユーチューブでやらせます。今すぐ考えられなかったのは本当に申し訳ないと思います。だけどあの会見で投げかけてくれたのに応えられなかった一発ギャグを一週間練りに練って。
 亮 そうなったら駄目なんだって。
 淳 ユーチューブに出るのが地上波の復帰を果たしてからじゃないと、僕は亮さんをユーチューブに出さないって決めてる。それがいつになるか分かりませんけども撮るだけ撮ります。今から一週間後、この時間で一発ギャグを撮らせます。それはいつ放送されるか分からないんでロンブーチャンネルのチャンネル登録だけいいですか。

 ――謹慎期間中一番精神的に辛かったのは。
 亮 ケガが続いたりもあったんですけど、一番はこの騒動のことで自分を擁護してくれてる人たちが、ネットで僕のことで攻撃されていたのがしんどかったですね。淳のこともそうですし、松本さんのこともそうですし、さんまさんのこともそうですし、宮迫さんのこともそう。自分に言われる分には「そうだな」とか落としどころを自分でどうにか見つけられてたんですけど、宮迫さんが悪く言われたりとかがしんどかったですね。

 ――謹慎期間を経て前と今とで何かプラスされたものがあったら。
 亮 人に対する感謝は感じてなかったわけではないですけど、今回は淳のことも含め吉本が動いてくれたことも含め、自分のことを待ってくれてる人も含め、自分でツイッターや何かSNSで応援してくれてる人も含め、こんだけ自分の騒動のことでいろいろ動いてくれて考えて応援してくれる人がいることに気づけたのでその人達に対してはまっすぐ裏切ることがないように生きていけるかなと思っております。

 ――一つ目の大きな節目になったが、次テレビ、地上波っていうところが一つまた大きな動きになると思う。淳さんの手応え、感触は。
 淳 地上波復帰に関しては現場のスタッフの気持ちと会社を運営している上層部の方の気持ち、スポンサーの方の気持ちとこれが一つには…僕が代弁することができない。現場のスタッフさんは亮をなんとかして戻すために尽力してくれてますし、2人でやってる番組がロンドンハーツって番組では亮がでてないけど、亮の名前を極力出すように編集してもらったりとか。その辺は現場の愛みたいなものを感じる。なんとか前に進めればいいなとは思いますけど、これは現場や僕の気持ち、スタッフさんの気持ちだけでは前に進まないことは重々承知している。今はその時期がどのぐらい経ったらやってくるのか分かりませんけど、まだ手応えって言うよりひとつひとつ今やれること、その思いを何とかして番組を通して伝えていくしかないかなと思っております。

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2020年1月31日のニュース