宮迫 孤軍奮闘 復帰第1弾動画アップも…会社側と交渉進まず吉本芸人の出演はNG

[ 2020年1月31日 05:30 ]

自分のチャンネルでヒカルとコラボした宮迫博之(本人YouTubeから)

 YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」を開設した「雨上がり決死隊」の宮迫博之(49)が30日、ユーチューバーとして本格始動となる第1弾の動画を公開した。

 人気ユーチューバーのヒカル(28)と共演し、10分51秒のトーク動画をアップ。ヒカルからテレビ復帰への思いを聞かれ「もちろん育ててもらったふるさと。戻れるものなら戻りたい」と語った。

 共演したヒカルはチャンネル登録者数が350万人を超え“炎上上等”のスタンスで人気を集める。宮迫のチャンネルは昨年11月27日に登録されており、その頃からタッグを組んで準備を進めていたとみられる。動画内では「宮迫さんとの共演を受けるのなんて僕しかいない」と協力の理由を語った。

 そんなユーチューバーの師匠であるヒカルのサポートを今後も受ける形にはなるものの、吉本芸人との共演は見えておらず、宮迫にとっては“孤軍奮闘”の状態が続きそうだ。関係者によると、反社チェックなどコンプライアンス順守を掲げる吉本側との交渉が進んでおらず、現在、吉本芸人の宮迫チャンネルへの出演がNGとなっている。

 動画については「得意の料理を撮ったものもあると聞いています。12月ごろから撮りだめしたものがある」(関係者)とストックはあるという。ただ、最も視聴者の関心を集めそうな芸人仲間とのトークネタは吉本との交渉が成立しない限り難しく、相方・蛍原徹(52)との雨上がり決死隊の復活も具体的には見えていない。

 前日にはロンブー復活のタイミングにかぶせるように謝罪動画をアップ。この日も午後8時からロンブーの復帰会見が始まる直前の午後7時30分に動画をアップ。これはヒカル側の強い意向で、注目を集めるための戦略とみられる。今後もさまざまな作戦を駆使してチャンネル登録者数を稼ぐことになるが、世間がどのような反応を示すのか注目が集まる。

 ◆ヒカル(本名・前田圭太)1991年(平3)5月29日生まれ、兵庫県出身の28歳。2013年、YouTubeチャンネルを初めて開設。16年、新たに「ヒカル(Hikaru)」を開設し、都市伝説や心霊体験などの動画をアップ。同チャンネルの登録者数は350万人を超える。19年からアパレルブランド「ReZARD」の経営も行う。

続きを表示

この記事のフォト

2020年1月31日のニュース