【ロンブーと一問一答(2)】淳「蛍原さんはきっと宮迫さんを待っている」

[ 2020年1月31日 05:30 ]

会見するロンドンブーツ1号2号の田村淳(撮影・尾崎 有希)
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 ――他に謹慎から復帰した人と話したか。

 亮 直接会って話してはいない。連絡することはあります。「謹慎解除になりました」「みんなに迷惑かけてごめんね」という話をした。

 ――宮迫さんのユーチューバーデビューをどう見ているか。
 淳 僕は見ていない。会見があるから。答えなきゃいけなくなることを回避するために見ていない。でも、亮さんは見た。ウソつかないから「成長したな」と思った。
 亮 おのおのスタートするために前に進んでいるなと思った。
 淳 (動画を見れないのは)僕はギガ不足なんですよ。
 亮 ウソつけ!

 ――宮迫さんは蛍原さんの隣に並ぶのを目標にしている。ロンブーは相方がそろった。
 淳 宮迫さんがどういう思いか分からないが、蛍原さんはきっと宮迫さんを待っている。雨上がりさんが解散になったわけではない。どういう形になるか分からない。「よその家庭とコンビには口を出さない」と決めている。不倫が起ころうが、当事者が問題意識をもって解決策を見いだしてほしい。また雨上がり決死隊として動いてほしいという願いはある。蛍原さんはきっと待ち続けてるだろうな。

 ――宮迫さんには連絡した?
 亮 謹慎明けに連絡しました。「よかったな」と心配してくれた。

 ――亮さんはどんな1日を送った?
 淳 来た!トークライブで出たやつだ。
 亮 うるせえ!あ、社長だから敬語を使わないと。うるせえです。この6、7カ月、気持ちの上下が凄くあった。けがもしたりして落ち込んでいた。デイサービスで啓発活動してた時に、足の指を骨折して手伝いに行けなくなったり。10月頃は週3、4日デイサービスに行って、それが無いときは特殊詐欺(防止)の啓発活動をしたり、警察に相談して生活安全課でアドバイスをもらったり。
 淳 記者さんの質問は1日のスケジュールだよ。
 亮 そんなんだっけ?日によって違うな。
 淳 家にいたじゃない。外出してはいけないんじゃないから「たまには外に出なさい」って言った。外食すら家族としたことないらしい。「そんなの構わないから」って言ったら、亮から「今から大戸屋いこうかな」と連絡がきた。それで怒る人がいたらその怒る方がおかしいって。そうしたらスーパーに行った。
 亮 そしたら陣内とSHELLYがヒルナンデスのロケをしていて、逃げました。そこからまた何日か引きこもって。
 淳 日本テレビの方、亮の逃げてる映像があったら株式会社ロンドンブーツに届けていただけたら。
 亮 10月頃まで淳が気を使ってくれて。奥さんも子供もしんどかったと思う。働かない旦那が家にいるのは嫌だと思う。だから「外に出てあげたら」って言われた。外に出たら「何言われるんやろう」ってなったけど、ランニングとか犬の散歩で家を出るようになってから気持ちが変わった。10月頃から前向きになってきた。

 ――淳とは毎日話していたのか。
 亮 (謹慎の)始めの頃はほぼ毎日。特に心配してくれていたと思う。10月から前向きになってからはそこまで。
 淳 謹慎前と比べて会話量は増えている。謹慎がつないでくれたみたいなところはある。

 ――電話をどう受け止めた?
 亮 「ありがたい」という気持ちもあるが、「やってしまっている」という気持ちもあったので申し訳なかった。素直に「ありがとう」とは思っていなかった。
 淳 ラインを送っても、「既読」になるが返事が無いことばかり。返せよっていうのもあれなんで放っておくと、25時間後とかに返ってくる。「既読」にはすぐなる。女にモテないタイプだなと思った。
 亮 時間はあるからね。

 ――やっぱりすぐ返せない?
 亮 「ごめん」ばっかり返すとしんどくなる。
 淳 心が疲れている時に「屋久島に行け」って言った。亮が行って10日くらい経っても、帰ってきたことを報告しない。「帰ってきたの?」って聞いたら「5日前に」って。甘えてんな。報告しろよ、社長に。

 ――淳は亮の復帰のために慎重にがんばってきた。
 亮 シンプルに「ありがとう」と。自分が逆の立場ならこんなに「頑張れるのかな」と。こんなに上手く立ち回れないだろうなと思った。淳がそれをやってのけたのはシンプルに「ありがとう」という気持ち。

 ――謹慎中の印象深い言葉は?
 亮 出川哲朗さんの言葉ですね。「すいません」って言ったら「もういいって。待ってるから、待ってるから」って、話を遮って2回言われて男前と思った。

 ――全員がお帰りなさいとは思っていないかもしれない。
 亮 そういう意見もある。真摯に向き合って、いま偉そうに「啓発活動やっている」とか言っているが、本当に特殊詐欺がなくなるような活動を地道にしていく姿を見てもらいたい。

 淳 亮に「この先どうやって生きていきたいか」って聞いたら、「芸能活動をしたい」と言っていた。社長としても、相方としても支えたい。啓発活動も一生かけてやるくらい頑張って欲しい。芸能の仕事で、人を楽しませたいという気持ちで東京に出てきている。楽しませることで、復帰に納得していない人も含めてロンドンブーツというコンビでコンテンツを作って、嫌なことを忘れたり、楽しんでもらって理解してもらえれば。

 ――テレビ番組のスタッフには。
 亮 本当にご迷惑をかけてしまって申し訳ない。でもスタッフにお詫びの電話をしたときも「待ってるから」って。

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2020年1月31日のニュース