【ロンブーと一問一答(4)】亮「もっと話し合いしていればなっていう気持ちにもなりました」

[ 2020年1月31日 05:30 ]

会見するロンドンブーツ1号2号の田村亮(撮影・尾崎 有希)
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――啓発活動のこともおっしゃってましたが、謹慎期間中お笑いに関してはどういうスタンスだった。

 亮 テレビとかで見てたんですけど、正直言うとそこよりも、自分が今何をできるとかいう風なことを考えたときには、僕は謹慎中なので基本的には啓発活動だったり特殊詐欺のことをなくしていきたいとばかり考えていました。

 ――舞台に戻ろうと決意したのはいつか。
 デイサービスに行くとおじいちゃんやおばあちゃんが「はよテレビ戻ってや」と凄く言っていただけるときに「ちゃんと戻りたい」って気持ちはもちろんあったんですけど「考えていいのかな」っていう風にはちょっとず つ思えてきました。

 ――最終的に決めたのは秋くらい。
 亮 そうですね。戻りたいやりたい気持ちはあるけど、淳はもちろん伝えていたんですけど、いついつとかは考えたくなかった。「まず自分が出来る事を」ってことで言ってくれて、直接言われることによってちょっとずつちょっとずつそういう風に考えていきました。

 ――先ほど宮迫さんの話も出ましたけど、もともと宮迫さんが主導でウソをついていたという話になってましたけど宮迫さんに恨みとかはありますか。
 亮 全然ないです。僕より後輩は別として、僕、宮迫さん、入江っていうのは絶対にあれを止めることはみんな最低1回はできた。誰のせいではない。みんなのせいです。

 ――反社チェックという意味では国会でも区別できないと堂々と言ってる。聞いて思ったことは。
 淳 定義があいまいなんだと思いましたね。亮さんのことがなかったら多分ツイッターでつぶやいていたと思うんですけど、亮さんのことがあるからちょっよつぶやきは自粛しようと思いました。定義がないんで、あればみんなで急いで定義を作った方がいいかなって思ってます。定義がないとどういう人が反社とか反社じゃないのか境が分からないままあいまいなまま物事が進んでいくっていうのは僕の中ではふに落ちない部分がある。そこは早く定義を出して欲しいなと思います。

 ――前回ここで会見した数日後、社長が会見し、闇営業が元々発端の問題だったがパワハラや契約の問題がでてきた。あの会見どのように見ていたか。
 亮 長かったは長かったですけど、全部の質問を答えようとしていてちゃんと答えようとしていた。

 ――タレントと社長の間のやりとりが出てきましたけど、それは特に亮さんから見ても事実と違うところはなかった。
 亮 恐らくですけど、こっち側目線と会社目線で違うのは分かってたんですけど、その時は僕はあの会見したときは自分の目線でしか答えられないわけじゃないですか。社長が会見したときには向こう側の目線で「なるほど」っていう気持ちにはもちろんなりました。もっと話し合いしていればなっていう気持ちにもなりました。
 淳 僕は会社の肩を持つ気は全くないんですけど、事の発端は二人が嘘をついたところからスタートして会社がジャッジできなくなって、会社を守ろうとしたことで後手後手になったことは会社の対応の仕方に何か問題があったのかもしれないですけど、そこで出てきた亮に対しての言葉とか闇営業に行っていた芸人さんたちへの言葉とか全ては二人がウソを付いたところから始まっているんだってところに立ち返らないと、言った言わないが始まっちゃうと誰が正しい、誰が正しくないってところに僕はなんかあまりこの話を持っていきたくなくて。それは会社として僕も会社の社長やるようになって思うんですけど、昨日渋谷でロケしててラジオ局に飛び込んで「亮に仕事くれ」って言ったら「くれる」っていうからもらったんですよ。亮に言ったら「ふーん」っていうから「おい仕事取ってきたのに」って社長としての気持ちも芽生えたので岡本さんの気持ちも分かる。だからと言って、僕はその場にいませんでしたけど彼たちが、その場で信用した会社から何かしらの言葉で信用できなくなったのは理解できるんで、この話はどっちがどっちってことで決着はしないと思ってます。なので亮もすぐに吉本興業の専属マネジメント契約ではなくて株式会社ロンドンブーツという会社でエージェント契約だったら「亮さんどうですか」って落としどころがついたんで、ここから先の亮さんと吉本興業、今日は吉本興業と株式会社ロンドンブーツの主催の記者会見なんで、僕それもやりたかったんです。今日は吉本の人も株式会社ロンドンブーツの所属タレント田村亮もみんなでここで会見していることに凄く意味があると思います。ここが始まりだと思います。吉本興業と田村亮、ロンドンブーツの始まりにしたいと思います。 

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