坂上忍 「覚悟を感じた」笠井信輔アナの悪性リンパ腫「もったいない」

[ 2019年12月19日 13:23 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(52)が19日、MCを務めるフジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)に出演。フリー転身後、わずか2カ月で悪性リンパ腫という病魔に襲われた笠井信輔アナウンサー(56)に「もったいない」ともらす場面があった。

 9月まで同番組にも金曜日にレギュラー出演していた笠井アナの報に「ちょっとびっくりしちゃった」と坂上。笠井アナがフリー転身後、自身が出演していたバラエティー番組で激辛料理を食べる体当たりロケに挑戦していたことを振り返り、「フリーになられてすぐに、笠井さん、ゲストで来られて、VTRゲストがメインで、よりによって、激辛のコーナーだったです。考えられないぐらい辛い物を食べるってもので、笠井さんも汗びっしょりで頑張って食べていて、さすがに56(歳)ですよ、食べられないだろうし、食べる必要ないだろうしって思って見てたら、食べちゃって…。それを見た時に、フリーになられる覚悟を感じた。これぐらいの思いをもってフリーになったんです!ってのを感じて…」としみじみ。「この人、仕事、絶対大丈夫だわって思った。僕だけじゃなくて、出演者の人、みんな思ったと思う」と続けた。

 ただ、そんなタイミングでのまさかの病気。「そういったタイミングだったから、運命のいたずらじゃないですけど、このタイミングはもったいないなと思ってしまった」ともらした。

 笠井アナは番組へのインタビューで「驚かせちゃってすみません。坂上さんとのやり取りは本当に楽しくて、退社する直前のいい思い出になっていた。これで復活してちょっと『バイキング』で一戦交えるぐらい元気になって戻ってきますんで、待っててください。すみません、驚かせちゃって」とメッセージを寄せた。

 坂上は笠井アナについて「普段は元気印の先輩。笠井さんも映画をめちゃめちゃ見る。僕も狂ったように映画を見るから、そういう話になったら、笠井さんが翌日、そのDVDを楽屋に届けてくれたりして。きめの細かい気遣いができる方」とし、「こうなったら、まず完治を目指して!」と呼びかけた。

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2019年12月19日のニュース