BS-TBS開局20周年でパラSP企画 ドラマなど来年3月に3夜連続放送

[ 2019年12月19日 12:22 ]

 BS-TBSは19日、開局20周年記念プロジェクトを発表し、「パラスポーツへの理解を深める」をテーマとする3夜連続特別企画番組を来年3月に放送することを明らかにした。

 いずれもゴールデン帯(午後7~10時)の2時間枠で4K制作。初夜の金曜日は「パラスポーツは世界を変える(仮)」で、パラスポーツとつながりのある著名人が国内外の「超人的パラアスリート」へ密着したり、競技の面白さなどを伝える。

 第2夜の土曜日は記念ドラマ「左手一本のシュート」を放送。原作は島崎優子さんの著書「左手一本のシュート 夢あればこそ!脳出血、右半身麻痺からの復活」(小学館)で、中学時代につくろうと山梨県選抜として注目された高校生バスケットボール選手の実話をもとに描く青春ドラマ。脚本は吉田紀子氏。

 第3夜の日曜日は、浅生鴨さんのスポーツ小説「伴走者」(講談社)をドラマ化。視力を失った元サッカー選手がブラインドマラソンランナーとして再起するため、実業団陸上部から戦力外通告を受けたランナーを伴走者として迎える物語。脚本は清水有生氏。

 両ドラマの出演者や詳細は来年1月に発表される。

 BS-TBS側は「20周年を機にメッセージ性の強いドラマを」と制作経緯を説明。「スポーツを通じて未来に向けて大きな夢を持って頂けたら」としている。

 同局は2000年12月1日に「BS-i」としてBSデジタル放送を開始。09年4月1日にチャンネル名を変更した。

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2019年12月19日のニュース