悪性リンパ腫の笠井信輔アナ 察した長男からの言葉に「ちょっと驚いちゃって」

[ 2019年12月19日 13:20 ]

フリーアナウンサーの笠井信輔
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 悪性リンパ腫のため近く入院することを発表したフリーの笠井信輔アナウンサー(56)が19日、フジテレビ「バイキング」(月~金曜前11・55)にVTR出演。発覚時の心境や家族の反応などを明かした。

 笠井アナはこの日、「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に生出演後、番組のインタビューに応じた。

 笠井アナは「勘弁してよ。なんでだよ。何で今なんだと」と病気を告知された時を回顧。「フリーになって2カ月ですからね。しかも、ありがたいことにたくさんお仕事いただいて、いろいろなことをやらせていただいている最中、フリーって面白いな、こんなに世界が広がるんだ!と考えていた最中ですから」とガックリ。それでも「ちょっとあまりの衝撃にくじけそうになりましたけども、意外と妻が大丈夫だよ!と。妻は自分が体が悪いことがわかってるんです。腰が痛いとか、何が痛いとか(言っていたし)、体重がどんどん減ってましたから。妻も危機感を持っていたので、ある種の覚悟があるんです。励ましモードだった」と妻の意外な反応を振り返った。

 3人の息子たちには、長男、次男と三男でそれぞれ伝えたそうで「受け止め方は別々で。長男はどちらかというと、重く受け止めないようにしようとブレーキをかけていた」という。しかも、長男は電話して「大事な話があるんだけど、ちょっと話していいか」と話しかけると、「がんになったの?」って長男側から言われたことを告白。「ちょっと驚いちゃって。『何でわかったの?』っていったら、『そういう話を今までしたことないし、お父さんの働き方見ていたらわかるよ。あんなムチャしてたら病気になるよ』って言われた」とあらためて家族の絆に驚いたことを明かした。

 今後については「準備ができ次第、入院する。日を空けずに入院すると思います」。現在は鎮痛剤が主な対処療法だとし、「何とかしますよ」とも。「頑張ります。(復帰は)半年後、うまくすれば半年後。もうちょっとかかっちゃうかもしれないけど」と続けた。

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2019年12月19日のニュース