笠井信輔アナ 復帰への思い「東京五輪で仕事として何らかの関わりを持ちたい」

[ 2019年12月19日 14:52 ]

フリーアナウンサーの笠井信輔
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 悪性リンパ腫のため近く入院することを発表したフリーの笠井信輔アナウンサー(56)が19日、フジテレビ「直撃LIVEグッディ!」(月~金曜後1・45)にVTR出演。“復帰”の照準として東京五輪を見据えていることを明かした。

 笠井アナはこの日、フリー転身前、20年間、レギュラー出演していた「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に生出演。現在の心境、今後についてなど率直に語った。

 生放送ですべて伝えることはできたか?と聞かれ、笠井アナは「伝えきれなかったのは1つだけ。復帰に関しては東京五輪を1つの目標にしているの」と告白。「(大会が)7月の中旬ぐらい。今、4カ月間の治療で2カ月間の自宅療養って言われてますけど、もうちょっとかかるかもしれないけど、(五輪は)健康体の象徴みたいなイベント。今まではそんなに意識はしていなかったけど、病気になってからは物凄くあそこを意識するようになって、あの時までには帰ってきて、仕事として何らかの関わりを持ちたい」と思いを語った。

 「別に、選手にインタビューしたいとかは言わない」と欲張った思いがあるわけではないとし「オリンピック盛り上げ番組の片隅に、イベントに参加したり、自分もこれまで五輪メダリストのインタビューイベントとか何回かやったことがあるので、そういう形で、そこを照準に復活しようと。今、そこが一番」と東京五輪を明確な目標にしていることを明かした。

 医師からは生存率7割と宣告されている。これには「3割の方が亡くなるのはちょっと大きい数字」と冷静に捉えつつも「そこに負けてはいけないので、とにかく頑張って治療に当たる。自分はそうならないぞって気概で頑張る」と前を向いた。

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