TBS「ビビット」4年半で幕 全1162回 国分「この経験を生かし、突っ走っていきたい」

[ 2019年9月27日 09:59 ]

TBS本社
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 TOKIOの国分太一(45)と女優の真矢ミキ(55)がMCを務めるTBSの朝の情報番組「ビビット」(月~金曜前8・00)が27日、最終回を迎えた。2015年3月20日にスタートし、約4年半で幕を閉じた。国分は前身番組「いっぷく!」(2014年3月31日~)に続いてMCを務めており、約5年半でTBSの朝の顔からの卒業となった。

 国分は番組エンディングで「『ビビット』今日が最終回です」とあいさつ。同じくラストの出演となった「NEWS」の加藤シゲアキ(32)ら番組コメンテーターの最後の言葉後、国分、真矢、堀尾正明氏(64)があいさつ。

 真矢は「ありがとうございました。寂しい」とポツリ。「太一さんの右に居ない人生なんてどうしよう、明日から生きていけるか」ともらしつつ、「いろいろと勉強になりました。私、中卒だったんですけど、今、高卒になりました。それも本当に『ビビット』のおかげ。本業が役者で、強い役が多くて、街で話かけてもらうことってなかったですけど、『ビビット』やって本当に話しかけてもらうことが増えた」としみじみ。「本当に視聴者の方、ありがとうございました。私たちことで謝罪してしまう失礼な朝もあったんですが、視聴習慣を持ってくれたお一人お一人に感謝の気持ちでいっぱいです。何よりも太一さんの人柄がこの番組を作りました。ありがとうございました」と話した。

 国分は1162回目となるこの日の台本を手に「4年半ありがとございました。1162日、皆様の生活にちょっとお邪魔させてもらうことができたのかな」としみじみ。この4年半、結婚をし、父にもなった国分は「うちのメンバーのことでいろいろとお騒がせしたこともありました。ジャニーさんが亡くなるということもありました」と自身の周囲での変化を振り返りつつ、「この4年半でさまざまな経験をさせてもらいました」と感謝し、「今後も、この経験を生かし、突っ走っていきたい」と前を向いた。心残りとしてこの日も同番組で伝えた山梨県で行方不明になっている小学1年生の女児について触れ、「何とか番組中に見つかったらうれしいなと思ったんですけど、ぜひ無事で見つかることを期待してます」と悔しさをにじませる場面も。新番組については「また新しい風を吹かせてくれると思う」と期待を寄せた。

 真矢と気象予報士の増田雅昭氏(41)のMMコンビで放送したお天気コーナー「まや天」も最終回。視聴者からのメッセージを紹介しつつ、「本当にありがとうございました」と真矢。「本当に踊っていただいて…。井上アナウンサーがいるのに、私なんか立たせていただいて、本当に失礼いたしました。ありがたかったです」と平謝りしつつ、2人で格好良くダンスを決め、締めくくった。

 同時間帯は、NHK総合「あさイチ」をはじめ、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」、日本テレビ「スッキリ」、フジテレビ「とくダネ!」など、視聴率争いが激しい放送枠。4年半ぶりのリニューアルとなる同局では、落語家の立川志らく(56)がMCを務める新情報番組「グッとラック!」(月~金曜前8・00)が30日からスタートする。

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