阿部寛「コースで」1人フレンチ経験告白　「俺モテ期？」共演者からの誉め言葉にニンマリ

新ドラマ「まだ結婚できない男」の制作発表会に出席した（左から）塚本高史、吉田羊、阿部寛、稲森いずみ、深川麻衣（撮影・信永　真知子）
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　カンテレ・フジテレビ系列の新ドラマ「まだ結婚できない男」（火曜後9・00、10月8日スタート）の制作発表が27日、都内で開かれた。2006年に放送された前作に引き続き、主演をつとめる阿部寛（55）らが会見を行った。

　阿部が演じるのは偏屈で独善的で皮肉屋、でもなぜか憎めない独身の建築家・桑野信介。個性的な役柄について阿部は「（収録時）自宅から小道具を持ち込んでいる」と、のめり込み度の高さをアピール。脚本の尾崎将也氏（59）に「工夫は大歓迎」と褒められると「うれしい。怒られなくてよかった…」と茶目っ気たっぷりに笑顔を見せた。

　前作で話題になった「1人焼肉」などのシーンにからめた「お1人様エピソード」を聞かれると、阿部は「フレンチならあります。コースで。（店員に）入口近くの席を取られた」と打ち明け、共演者一同びっくり。「なかなか強気ですが」と司会者に突っ込まれると「（ドラマがきっかけで）1人焼肉、1人カラオケなど、皆さんの行動の範囲が広がったのはうれしい」と照れ笑いを見せた。

　「桑野のような男はアリかナシか」という質問に、共演の吉田羊（年齢非公表）は「阿部さんが演じるチャーミングな桑野が大前提」としながら「アリです」とキッパリ。「なんだかんだいって桑野は嘘をつかない。長年連れ添う相手としては信頼できる」と理由を述べると、稲森いずみ（47）も「ほんとに裏表がない。そばで見ているだけで幸せな気持ちになる」と便乗。若手の深川麻衣（28）が「私もアリ。料理かめちゃくちゃ上手」と褒めちぎると、塚本高史（36）が悔しそうに「四角関係？」と突っ込み。阿部は「俺モテ期？」と自問自答を繰り返し、ニヤニヤを隠せない様子だった。