石原プロで活躍の元俳優、バブル崩壊で転落も…時給800円から年商2億円、その意外な職業とは

[ 2019年9月27日 21:02 ]

 石原プロに所属していた俳優の谷川竜(55)が27日放送のTBSバラエティー「爆報!THEフライデー」(金曜後7・00)に出演。悲劇の転落人生から現在の復活について語った。

 90年代初頭「ゴリラ・警視庁捜査第8班」といったドラマに出演し人気を博した谷川。当時の石原プロの専務である小林正彦氏から電話でスカウトされ石原プロに入るという、まさに期待の新人であった。27歳のときには銀行員だった美紀さんと結婚。幸せの絶頂だった谷川、しかしそこからの転落は避けようがないことだった。

 90年代、バブル崩壊の影響が石原プロにも及ぶことになる。自主制作の部門は縮小となり、石原プロの作品しか出演経験がなかった谷川への仕事のオファーはゼロ。30歳で収入がなくなり芸能界を引退することとなった。

 谷川は家族を養うため昼は花屋で、夜は新聞配達と時給800円の仕事を掛け持ちでこなした。当時を振り返り妻の美紀さんは「夢はあったんでしょうけど、私たちのために諦めさせてしまった。アルバイトをさせてしまって申し訳ない」と涙を拭った。

 転機は美紀さんの父が経営する建築会社で働かせてもらうことだった。40歳のとき、それがきっかけとなり、勝ち取ったのが「一級建築士」の免許。合格率10%の難関資格で、土日に専門学校にも通った必死の思いの結果だった。現在は100件以上の建築に関わる人気建築士となり、年商は2億円にもなるという。

 ゲストの元・大相撲の横綱若乃花で、タレントの花田虎上(48・まさる)は「僕も職を変えて色々やってきた。苦しさはすごく大変だと思う。資格を取って家族のために頑張る姿はかっこいいと思います」と称えた。

続きを表示

2019年9月27日のニュース