新井被告“女性同意と勘違い”、オイルマッサージ店は「限りなくグレー」

[ 2019年9月27日 07:49 ]

強制性交罪 第2回公判

車で東京地裁を後にする新井浩文被告(撮影・島崎忠彦)
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 派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われた元俳優新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(40)の第2回公判が26日、東京地裁(滝岡俊文裁判長)で開かれた。新井被告は、オイルマッサージ店自体を「限りなくグレー」と持論を展開。「キワキワ」「タマ」など生々しい表現を使い、無罪を主張した。

 無罪を勝ち取るため、なりふり構わぬ答弁に打って出た。被告人質問で新井被告は、アロマオイルを用いるマッサージ店全般について「限りなくグレーゾーンに近い店」と指摘。3、4年前にぎっくり腰になって以来「頻繁に利用してきた」という、なじみのオイルマッサージ自体が風俗に近い「グレー」だと主張したのだ。

 それを自ら証明するように、実際、施術中の性交を2回、手による射精行為を3回体験したと証言。「相手に断られればしていない」とし、今回の事件も「はっきりと断られず、合意したと誤信した」と無罪を訴えた。

 2日の初公判時と同じ黒いスーツに黒いネクタイ姿。被害女性と同様、事件当時の状況を生々しく証言した。

 自宅寝室でマッサージを受け、性的興奮をもよおしたのは、太腿の付け根に当たるそけい部の施術中。女性に「もっと(陰部の)キワキワまで」と求め「そういう店じゃない」と言われたが「ダメですと言うものの、股間ギリギリまでやってくれた」とした。

 検察側からは「キワキワとはどこのことか?」と聞かれ「タマの方」と説明。重ねて「陰部を触られていないと供述していたじゃないか」と詰問されると「陰部とは棒です」と、陰のうは陰部に含まないとの持論を示した。

 その後、性交に至るまでの状況は女性の証言とほぼ一致。しかし、検察側が「性行為に暴力が伴った」とする主張には反論した。

 女性は初公判で、性交時に「入れないで」と女性器を手で隠したと証言したが、新井被告は「抵抗はなかった。すんなり入りました」と否定。女性の陰部を触った時は「非常に濡れていた」とも言い「受け入れられていると思った」とした。

 一方で、性交後に5万円程度の現金を渡したことについては、「同意がなかったのではないか、という不安も少しあった」とした。その不安を招いた要因の一つは、性交前、股間に陰茎を挟んで行う疑似性交「素股」を求めたが、女性が嫌がったこと。検察側に「素股は嫌で、セックスは合意するなんてことはあり得るか?」と指摘されると「あり得るか?あり得る…。あり得るんじゃないですかね」と、答えに窮した。

 昨年7月の事件後、同じマッサージ店の別のセラピストに性的行為を受けていたとも証言した。最後は滝岡裁判長に今後について聞かれ「これからは知り合いかつ、男性に頼みます」と答え、約2時間半の被告人質問を締めくくった。次回公判は10月23日。

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