ドリス・ディさん死去 「ケ・セラ・セラ」世界中でヒット

[ 2019年5月14日 05:30 ]

死去したドリス・デイさん(AP)
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 映画の主題歌「ケ・セラ・セラ」がヒットした米歌手で女優のドリス・デイさんが13日、カリフォルニア州の自宅で肺炎のため死去した。97歳。自身が設立した財団が発表した。

 1922年、オハイオ州で生まれた。10代からジャズバンドで歌い、45年に「センチメンタル・ジャーニー」がヒット。48年に「洋上のロマンス」で銀幕デビューすると、53年のミュージカル映画「カラミティ・ジェーン」が大ヒット。56年ヒチコック監督の「知りすぎていた男」で主人公(ジェームズ・スチュアート)の妻を演じ、主題歌「ケ・セラ・セラ」も歌った。同曲は第29回アカデミー賞歌曲賞を受賞し、世界的な名曲となった。68年に映画界を引退し、その後はテレビで活躍した。

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2019年5月14日のニュース