「いだてん」テーマ曲は東京五輪会場の歓声をイメージ 大河史上最多700トラックを使用

[ 2019年1月20日 18:00 ]

テーマ曲を作った大友良英氏
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 NHK大河ドラマ「いだてん」のオープニングテーマ曲は音楽家の大友良英氏(59)が手掛けた。

 今作と同じく、宮藤官九郎(48)が脚本を書いたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13年)でオープニングテーマ曲を作り、この曲で日本レコード大賞作曲賞を受賞。ポップスやジャズ、実験的音楽など幅広い分野で活躍している。

 「あまちゃんとの違いは規模の大きさ。いだてんには、世界規模で人がごちゃごちゃ出てくるので、一歩引いて地球儀を見ている感じの、規模の大きい音楽を作ろうと思った」と語る。

 今回のテーマ曲の演奏に参加したのは百数十人。NHK交響楽団をはじめ、大友氏のビッグバンドのメンバー、パーカッショングループなどだ。

 演奏した人たちは楽器だけではなく、全員が歌声も録音。最終的にレコーディングしたトラック数(演奏と歌の録音数)は計700にも及び「大河史上最多トラックのテーマ曲」となった。

 完成した曲はサンバ風で、疾走感があふれている。大友氏は「ファンファーレの後、ギターで始まり、次第に音が増えていく構成になっている。1964年の東京五輪の会場で、多くの観客がワーッとなっている感じの音楽になった」と説明する。

 ドラマの主人公のマラソン選手、金栗四三を演じる中村勘九郎(37)は「初めて曲を聴いた時、興奮しました。めちゃくちゃかっこいい。踊りだしたくなるような、体が勝手に動いちゃう曲」と絶賛。6日放送の初回のラストに金栗が走るシーンでもこのテーマ曲が流れた。「バックにテーマ曲が流れるのは主役の役得ですから、主役をやらせていただいて本当に良かったと実感しました」。楽曲の後押しを受け、作品も走りだした。

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