キムタク 勝地涼からの悩み相談に自らの体験踏まえ真摯な答え「やる事なす事ね、いろいろ叩かれるから」

[ 2019年1月2日 21:27 ]

俳優の勝地涼
Photo By スポニチ

 俳優の木村拓哉(46)が2日、TBS「ニンゲン観察!モニタリング★超豪華芸能人大集合!新春3時間SP!!」(後6・00)に出演。ターゲットになった木村が語ったひと言に、仕掛け人が涙する一幕があった。

 今回のモニタリングは、木村が主演を務める映画「マスカレードホテル」の完成披露試写会を行う会場が舞台。同映画の共演者である勝地涼(32)が“人生を左右する悩み”を木村に相談するというもので、木村がどんな反応を見せるのかに注目が集まった。

 木村が映画グッズに直筆コメントを書いている時を見計らい、勝地は人払いをして木村と二人きりに。勝地は突如「役者を辞めようか今迷っていて…」と切り出すと、木村はキッと勝地の勝地の顔を見つめ、すぐさま視線をペンの方へと落とした。

 木村は「なんで? それパートナー(結婚したばかりの前田敦子)には相談したの?」と尋ねると、勝地は「まだ実は言えてなくて…」と回答。それに対し木村は「そっち先じゃない?」と少なからず憤りを見せていた。

 それでも木村に相談したいと詰め寄る勝地。ただ、理由は「俳優として壁を感じた」ということだけで、将来的なビジョンがあるわけではない。勝地が「しんどくなってしまった」と弱音を吐くと、木村は「(自分なんかしんどくなるのは)しょっちゅうだよ。だって、やる事なす事ね、いろいろ叩かれるから。でも事実だしね、それも」と、自らの経験を赤裸々に語った。

 勝地は自分は「どんな役やっても普通になっちゃう」と嘆くと、木村は「自分だって言われるもん。何やったってキムタクだって」と、スターであるからこその苦悩があることを明かした。

 自分をさらけ出しながら勝地を励まし続ける木村。そんな中、勝地の師匠ともいえる演出家・蜷川幸雄さん(享年80)の話をし始める。木村もまた蜷川さんの教えを受けた者として、勝地が出した“役者を辞める”といった選択をしたことに納得がいかない様子でもあった。

 木村から蜷川さんへの熱い思いを聞いた勝地の目には光るものが。勝地は「こんなこと言ってたら、たぶん(蜷川さん)怒ると思います」と思いを吐露した。

 ただ、ディレクターが仕込みのイヤホンを使って、「大切にしていることを一つ教えてもらってもいいですか」という質問を勝地にさせてしまったため、結局木村にテレビの企画だと見抜かれることになってしまった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年1月2日のニュース