藤井七段、穏やかな笑顔の裏に攻めの姿勢 二面性に天性の勝負師としての姿

[ 2019年1月2日 09:05 ]

カトパン、藤井七段新春インタビュー(カトパン取材後記)

加藤綾子アナウンサーがインタビューを行った藤井聡太七段
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 穏やかな口調で言葉を選びながらしっかり伝える。初めてお会いした藤井七段は16歳とは思えない落ち着きでした。四段から七段にスピード昇段したのと同様、この1年で人間的にも大きく成長されたのではないでしょうか。

 インタビュー中、顎に手をやりながら考え込む姿も印象に残りました。オーギュスト・ロダン作「考える人」のようなポーズ。これは心理学的に「芯の強さ」という意味もあるそうです。戦国武将では「信長になりたい」という言葉に驚かされました。これも“芯の強さ”の表れでしょう。

 穏やかな笑顔の裏に秘めた攻めの姿勢。意外でしたが、実は意外ではない。その二面性に天性の勝負師としての姿を見ました。(加藤 綾子)

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2019年1月2日のニュース