郷ひろみ 止まらない63歳!紅白で“カメ止め”演出「これまでで一番ハード」

[ 2018年12月31日 08:54 ]

第69回紅白歌合戦リハーサル ( 2018年12月30日 )

ポーズを決める郷ひろみ(撮影・尾崎 有希)
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 「GOLDFINGER’99〜GO!GO!2018〜」を歌う郷ひろみ(63)は、今年の大ヒット映画「カメラを止めるな!」に“アチチ”な刺激を受けた演出で登場する。

 会場のNHKホールの観客用入場口から歌唱を開始。階段を下り、ロビーを通過して、1階席の扉の前でサビを歌唱する。ここまでの約2分間を、カメ止めの代名詞であるカメラ1台のワンカット映像で届ける。移動が多いため入念にリハーサルを行い、郷は「流れとして非常にいい。緊張感が途切れない」と充実感をにじませた。

 移動中は今年の流行や話題を総決算する演出で見せる。さまざまな衣装を着たダンサーが、カメ止めのゾンビのように襲いかかる。カーリングやスピードスケート選手、夏の甲子園を沸かせた秋田・金足農、人気アプリ「TikTok」にハマる女子高生など。チコちゃんや、サッカーW杯の日本代表をまねた「ものまねJAPAN」も加わり、ホールの扉からは、ひょっこりはん(31)が1、2秒だけ顔を見せる。

 演出はパフォーマンス集団「梅棒」の今人(いまじん)が手掛ける。本田圭佑のユニホームを着た今人は、ピッチさながら、ダンサーに指示を出してまとめていた。

 郷は「これまでの紅白で一番ハード。(移動が)ゴルフ場の距離だもんね」と冗談めかして笑った。「ワンカメと聞いて、最高!と思った。全員が緊張感を持ってやれる。スリリングな感じを楽しみにして」と力を込めた。まだまだ止まらない63歳に注目だ。

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2018年12月31日のニュース