海老蔵 義姉・麻耶結婚をブログで祝福「おめでたいし嬉しい」

[ 2018年7月30日 05:30 ]

七月大歌舞伎千秋楽を迎え、ファンの声援に応えて引き揚げる市川海老蔵(撮影・小海途 良幹)
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)が29日、ブログで昨年6月に乳がんのため亡くなった妻・麻央さん(享年34歳)の姉でフリーアナウンサー小林麻耶(39)の結婚について、初めて言及した。「おはようございます」と題して更新。「麻耶さんの結婚は当然おめでたいし嬉(うれ)しいことです」と祝福した。

 麻耶は27日に自身のブログで4歳下の一般男性と結婚したことを発表。大好きだった妹を亡くした悲しみを乗り越えてのゴールインに芸能界やファンから祝福の声が相次ぐ中、海老蔵はこの日まで触れずにきた。その理由についても「あまり私から発信する事でもないかなと少し控えていました」と明かした。

 麻耶は麻央さんの闘病期間中から献身的に治療と、長女麗禾(れいか)さん(7)、長男勸玄(かんげん)君(5)の育児をサポート。亡くなった後も運動会に駆けつけるなどめいとおいの成長を懸命に支えてきた。それだけに麻耶の結婚は海老蔵家族にとっても喜びはひとしおだろう。

 海老蔵はこの日、勸玄君と出演してきた東京・歌舞伎座の「七月大歌舞伎」が千秋楽を迎えた。前日28日には羽柴秀吉を演じた昼の部「三國無雙瓢箪久(さんごくむそうひさごのめでたや)出世太閤記」で共演の明智光秀役・中村獅童(45)から「麻耶ちゃん結婚おめでとう」とアドリブで伝えられ、苦笑いする場面もあった。

 勸玄君は初めての昼夜出演を完走した。「三國…」では織田信長の孫・三法師を演じ、堂々たる立ち居振る舞い。夜の部「源氏物語」では光の君と父・海老蔵が初お目見得で演じた春宮(とうぐう)の2役を務めた。

 通常1回のカーテンコールは4回。公演後、左腕に麗禾さん、右腕に勸玄君を抱いて楽屋口から外に出た海老蔵には出待ちのファン200人から大きな拍手が注がれた。天国の麻央さんも、姉の幸せと息子の成長を喜んでいるに違いない。

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