ディラン ノーベル賞受賞後初の日本公演、フジロックで16曲

[ 2018年7月30日 05:30 ]

ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞後初の来日公演に駆けつけたファン=29日午後、新潟県湯沢町のフジロックフェスティバル会場
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 16年のノーベル文学賞を受賞した米シンガー・ソングライター、ボブ・ディラン(77)が29日、新潟県湯沢町で行われた野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」に出演。同賞受賞後、来日公演するのは初めて。

 ディランは社会と時代を映す歌詞で、「新たな詩的表現を創造した」として、歌手で初めてノーベル文学賞を受賞した。この日は舞台上に米アカデミー賞のトロフィー「オスカー像」が飾られ、01年に同賞の主題歌賞を受賞した「シングス・ハヴ・チェンジド」のピアノ弾き語りでスタート。歌以外は一切話さず、60年代の名曲「悲しきベイブ」「追憶のハイウェイ61」など計16曲を披露。最後に代表曲「風に吹かれて」をバイオリンを交えて歌うと歓声が上がった。29日は約3万8000人が来場。複数のステージが設けられ、多数のミュージシャンが参加したが、ディランの出演時間は他のステージで演奏しない異例の対応が取られた。

 来日公演は78年に始まり今回は2年ぶり101回目。

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