「大人になった」ゆづ、五輪連覇で風格 パレード取材で存在の大きさ実感

[ 2018年5月7日 10:30 ]

<羽生結弦「2連覇おめでとう」パレード>杜(もり)の都の新緑を浴びながら沿道のファン、市民らに手を振る羽生
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 「ゆづは大人になったよねえ」。先月22日に仙台市で10万人超が押し寄せた羽生結弦選手(23)のパレード後、「生ゆづ」に声を弾ませる女性ファンから聞こえてきた感想だった。

 「大人になった」というのは、14年ソチ五輪後の凱旋パレードと比べての変化だ。娘2人と一緒に来た仙台市の60代女性は「4年前のソチ五輪後のパレードも見たけど、当時は19歳ということもあったのか本当に無邪気な少年という感じ。きょうはスピーチも落ち着いていて、王者の風格が漂っていた。これが五輪連覇を果たした自信なんですかね」と大興奮。50〜70代の女性4人組からは「4年前に見せてくれた自然な笑顔は今も印象に残っている。手の振り方1つとっても、ぶんぶんと腕を振ってくれて。今回は気品があって、私たちの声援に精いっぱい応えようとしてくれている感じが伝わった」という意見が出た。

 実際、羽生自身も沿道への気配りを意識していた。パレード中、平昌五輪フリーの「SEIMEI」のポーズを披露したのも、声援の届かない沿道の奥で待っていた人たちにも届くように思いを込めたものだった。

 風格ある大人に成長したことが、新たに男性の支持開拓にもつながっているかもしれない。秋田市から「生ゆづ」を見るために朝早く家を出てきた専門学校の男性(19)は「男から見ても格好いいっすね。憧れます」とさわやかに明かした。70代男性は「遠くて見えねえよ」と愚痴をこぼしながらも、スマートフォンのカメラで必死にシャッターを切った写真を嬉しそうに確認していた。

 女性はもちろん、男性も魅了してしまう。これが国民的スターたるゆえんなのだろう。その存在の大きさを実感した現場だった。(記者コラム)

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