保阪尚希、7歳で両親が自殺…妹のため小学生時代からバイト

[ 2018年2月17日 11:48 ]

 俳優の保阪尚希(50)が、16日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金曜後8・57)に出演。7歳の時に両親が自殺したときの様子を告白し、壮絶な少年時代を振り返った。

 両親、妹、祖母と5人で暮らしていた保阪。しかし、保阪が7歳となった1974年12月に両親が自殺。当時2歳だった妹とともに親戚の家へと引き取られたが「記憶を消したのか覚えてないのか、そこだけ記憶が断片的」とつらい過去を述懐した。

 しばらく祖母との3人暮らしが続いたが、2年後に今度は祖母が脳溢血で倒れて半身不随に。両親の自殺以来「自分のことは全てやっていかないと、妹は生きていけない」と決意し、保阪は家事や料理を全て自分でしていたが、叔母から「あんたが迷惑かけるから(祖母が倒れた)」と言われたという。

 その後は「自分たちがいなくなれば負担が減る」と祖母から離れ、妹を育てるために仕事を始めた。「早く1円でも稼ぐ仕事をする」と小学生ながら熱帯魚店で時給200円のアルバイト。その後は、ハツカネズミの繁殖やイタリアンレストランでのバイトなどで、お金を稼ぎ、中学校卒業までに貯金は100万円に。そのうち70万円を祖母と妹のために置いて上京。芸能事務所にスカウトされ、俳優としてデビューに至った。保阪は当時を思い返し「強くなれたのは自分で決めていくことを7歳で経験したから」と語った。

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