藤井五段 スピード昇段だ!一般棋戦史上最年少優勝で史上最年少六段に

[ 2018年2月17日 16:30 ]

<朝日杯将棋オープン戦 決勝>決勝戦の対局を行う広瀬章人八段(左)と藤井聡太五段
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 史上最年少の中学生プロ棋士・藤井聡太五段(15)が17日、東京・有楽町朝日ホールで行われた第11回朝日杯将棋オープン戦決勝に挑み、広瀬章人八段(31)を下し、15歳6カ月の史上最年少での一般棋戦優勝を決めた。六段昇段が決まった。

  これまでの最年少記録はともに加藤一二三・九段(78)が持っており、一般棋戦優勝は55年の六・五・四段戦で達成した15歳10カ月、六段昇段は16歳3カ月だった。

 藤井五段は佐藤天彦名人(30)戦を含む8勝を挙げ、準決勝に進出。準決勝は、将棋界史上初の永世七冠を達成した羽生善治竜王(47)との公式戦初対局として大きな注目を集めたが、119手で歴史的勝利を挙げた。

 藤井五段はこの勝利で公式戦10連勝となる。今年度の成績は56勝11敗となり、対局数、勝利数、連勝(29)、勝率(・836)の4部門で全棋士トップを独走している。

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