藤井五段の快挙に日本将棋連盟HPが“投了” アクセス集中しサーバーがダウン

[ 2018年2月17日 17:11 ]

<朝日杯将棋オープン戦 決勝>決勝戦の対局を行う広瀬章人八段(左)と藤井聡太五段
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 史上最年少の中学生プロ棋士・藤井聡太五段(15)が17日、東京・有楽町朝日ホールで行われた第11回朝日杯将棋オープン戦決勝に挑み、広瀬章人八段(31)を下し、15歳6カ月の史上最年少での一般棋戦優勝を決めた。これにより六段昇段が決まった。快挙を受けて、日本将棋連盟の公式サイトにアクセスが集中。サイトにアクセスできない状態が続いている。

 藤井五段は佐藤天彦名人(30)戦を含む8勝を挙げ、準決勝に進出。この日行われた準決勝では、将棋界史上初の永世七冠を達成した羽生善治竜王(47)との公式戦初対局で歴史的勝利を飾った。藤井五段はこの勝利で公式戦10連勝。今年度の成績は56勝11敗となり、対局数、勝利数、連勝(29)、勝率(・836)の4部門で全棋士トップを独走している。

 SNSでは五輪開催期間にもかかわらず藤井五段に関連するワードが続々とトレンド入り。藤井五段は1日に五段に昇段したばかりで、わずか16日での六段昇段となり、SNSでは「もう藤井五段終わったのか」「中学生が名人や竜王を倒していく…。漫画のようなストーリー」などの声があがった。

 注目の高さゆえか、藤井五段が昇段を決めた直後から日本将棋連盟の公式サイトはアクセスできない状態に。急激にアクセスが集中し、サーバーダウンしたとみられる。

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