吉本、ラブ&ピースで支援の輪 今田耕司「一日も早い復興を応援」

[ 2016年4月22日 05:30 ]

レッドカーペットに登場し笑顔を見せる林遣都と門脇麦

 吉本興業が中心となり開催する「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」が21日、沖縄県で開幕し、お笑いコンビ「ピース」又吉直樹(35)の芥川賞受賞作を初映像化した作品「火花」のワールドプレミアが行われた。

 240万部のベストセラーが原作の注目作だけに、那覇市内で行われたレッドカーペットには大勢の観客が詰めかけた。大きな声援を受けた主演の林遣都(25)は「凄く注目されている作品。たくさんの人の前で歩けて、気分が上がります。感激しました」と興奮気味に話した。

 作品が仕上がるまでを「ずっと不安だった」と振り返る。売れない若手と、師匠である先輩芸人の生きざまを描く。「撮影前に、原作を何度も読んだ」。経験のない漫才シーンに対応するため、相方役を演じたお笑いコンビ「井下好井」の好井まさお(31)と「何度も練習した。僕の家でもやりました」と、役づくりに没頭した力作だ。上映を迎え、全国から集まった観客は一様にスクリーンに見入り、終了直後には一斉に拍手。作品の力で一つになった客席を見た林は「ホッとしました」と満足げ。動画配信大手「ネットフリックス」での公開を6月に控え「楽しみになりました」と笑った。

 沖縄国際映画祭は「ラフ&ピース」を理念に掲げる。11年、東日本大震災の発生直後にもメッセージボードを掲げたり募金を集めるなど独自のスタイルで支援をしてきた。

 今年も、開幕直前に熊本地震が発生し、甚大な被害となっている。オープニングセレモニーで司会の今田耕司(50)は「一日も早い復興を応援すべく、各会場に募金箱を設置するなど、支援に取り組んでまいります」と宣言した。今回も被災地への思いを胸に、支援の輪を広げ、映画と笑いの力で活力を届ける決意だ。

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