日本から世界の又吉先生へ ドラマ「火花」190カ国で同時配信

[ 2016年4月6日 06:00 ]

ドラマ「火花」に出演する林遣都(左)と波岡一喜

 お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)の第153回芥川賞受賞作「火花」を動画配信世界最大手「ネットフリックス」が初映像化したオリジナルドラマが、6月3日から日本を含め世界190カ国で同時配信されることが決まった。

 ネットフリックスが日本で制作したオリジナルドラマを、世界で同時配信するのは初めて。

 売れない若手芸人・徳永と、徳永が憧れる先輩・神谷が、夢と現実のギャップにもがきながら自らの道を模索する姿を描く作品。ドラマは全10話で原作に忠実な構成で、物語の舞台となる東京・吉祥寺や井の頭公園などでも撮影。徳永役の林遣都(25)、神谷役の波岡一喜(37)が出演する場面写真も初公開された。

 総監督の廣木隆一監督をはじめ、沖田修一監督らヒットメーカー5人が手掛け、画質もハイクオリティー。テレビのように1話の長さに制限がないため、10話全てが50分前後とバラバラで、ネットならではの自由度の高さも特徴的だ。

 林と波岡が、それぞれ組む2組のコンビで漫才シーンを熱演。林は相方役を務めた漫才コンビ「井下好井」の好井まさお(31)と2人で公園に集まって自主練習も敢行し、制作関係者は「その姿勢がまさに若手芸人そのままで、1回ごとにうまくなっていくのもプロのようだった」と舌を巻く。日本独自の「MANZAI」文化が世界でどのように受け止められるのかも注目される。

 配信の際には英語、仏語など19の言語の字幕を付ける。英語字幕はオーストラリア出身のお笑い芸人チャド・マレーン(36)が担当した。

 ネットフリックスは昨年9月に日本でサービスを開始。「火花」の原作は251万部を誇る大ヒット作のため、同社は「新たな利用者がたくさん加入することを期待している」と話している。

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