中川晃教 ミュージカルで名曲「シェリー」に挑戦「第3の声発見の最中」

[ 2016年2月15日 19:31 ]

ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」会見に登壇した中川晃教

 シンガーソングライターの中川晃教(33)が15日、主演ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」(7月1~31日、東京・日比谷シアタークリエ)のプロモーションビデオ撮影を都内で行った。

 「君の瞳に恋してる」、「シェリー」などのヒット曲で知られる「フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズ」の軌跡を描くもので、2005年にブロードウェーで初演。全世界で2200万人が観劇し、14年にはクリント・イーストウッド監督(85)によって映画化もされた名作ミュージカルの初の日本人キャスト版で、中川はメインボーカルのフランキー・ヴァリに挑む。

 既にオリジナル版のプロデューサーにデモテープを送り、メールで歌唱指導を受けているという中川は、「自分にとってもチャレンジになる作品だし、何よりもコーラスグループの物語なので、全員で力を合わせて感動の渦に持っていけるよう頑張っていきたい」と意欲。トワングという高音をスムーズに出す発声法にも挑んでおり、「かなりの技術を望まれているので、自分の声とは違う第3の声を発見している最中。精度はまだまだなので、かなりストイックな作業になると思う」と気を引き締めた。

 中川以外の3人のメンバーはすべてダブルキャストで、チームレッドが藤岡正明(33)、矢崎広(28)、吉原光夫(37)、チームホワイトが中河内雅貴(30)、海宝直人(27)、福井晶一(42)という顔ぶれ。中川は「ホワイトはポジティブで前向きに楽しく、レッドは面倒くせえと言いながらやる時はやる。このメリハリが何ともいえない。どちらも個性と実力がそろっている素晴らしいチーム」と期待に胸を膨らませていた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年2月15日のニュース