中井美穂、1年間の人工肛門装着を初告白 仕事も続行「なかなかない経験」

[ 2016年2月15日 14:29 ]

フリーアナウンサーの中井美穂

 フリーアナウンサーの中井美穂(50)が15日に放送されたテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜正午)に出演。2003年に腹膜炎にり患し、その処置として1年間、人工肛門を着けて生活をしていたことをテレビで初告白した。

 フリーアナウンサーとしても活躍しながら、NPO法人「キャンサーネットジャパン」で大腸がんの啓発運動も精力的に行っている中井アナ。その活動のきっかけになったのは自身の病気だったという。

 2003年に腸が破れる腹膜炎をり患。腸の患部を切り再びつなげる処置をする上で、大事を取り1年間人工肛門を装着していたことを明らかにした。その間も世界陸上のメーンキャスターや温泉のロケなど仕事は続けていたが、便意が分からず排便がコントロールできないため、収録中も「“あっ”って思うことはありました。においのことなどもありますし…」。前回同番組に出演した際も人工肛門を装着していたことを明かし、徹子を驚かせた。

 「自分の臓器を目にすることによって、親しみが出たというか。 自分の子供みたいに“働いてくれてありがとう”と言ったり。なかなかできない経験だった」。1年後に手術、経過も良好で、現在は全快している。

 2013年からは読売演劇大賞選考委員に就任し、月20本の演劇を観劇しているという。元プロ野球選手の古田敦也氏(50)と結婚して20年になるが「私が(観劇などで)家にいないことが多く、帰りも遅いので食事は各自。(夫婦には)いろいろなタイプがあるうちの一例ですね」と笑顔で話していた。

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2016年2月15日のニュース