ダウンタウン、若手と同ギャラ!よしもと若手芸人の定期ライブ発表

[ 2016年2月15日 12:27 ]

 「ダウンタウン」ら吉本興業の大物芸人が交替でMCを務める若手のためのお笑いライブ「よしもとゴールデンアワー」が、3月から大阪・なんばグランド花月で定期開催されることになった。15日、同所で発表会見が行われ、発案者のたむらけんじ(42)は「ダウンタウンも若手も全員ギャラは一緒!」と明かした。

 東西で厳選した若手60組のうち、毎回15組が登場してネタを披露。3月20日から1年間限定で週1回(曜日不定)開かれる。MCは初回がダウンタウン(初回)のほか、今田耕司(49)や「ナインティナイン」の岡村隆史(45)、「雨上がり決死隊」ら各回、若手が目指す人気芸人らが名を連ねる。たむらは「構想から約1年、足を運んで口説き、全員に快諾したもらった」と胸を張った。

 気になるギャラだが、1回の劇場出番で1000~1500円が相場という若手からすれば「ウン十倍」で、人気芸人にしてみれば「普段のウン十分の一じゃないですか?」とたむら。「ダウンタウンにお願いに行くときには正座した。ギャラの話を浜田さんにするときは目をそらしました」と言って、笑わせた。また、「松本さんには“唯一、このライブで得られるものがあるとすれば、吉本にどんな若手がおるか知れることや”と言われた」と笑い、「楽しみにしてくれてましたよ」と、先輩の協力に感謝した。

 若手出演者の選考基準は実力のほかに年収も含まれ、高額所得者は選抜落ちしたという。若手を集めたイベント「エブマン」を大阪市内で毎週開催するなど兄貴肌を発揮してきたたむら。その人脈を生かし、今度は低年収の後輩たちが笑いの殿堂でレジェンドたちと共演できる大企画を作った。自身もナビゲーターとして初回に登場。「ハイセンスな若手が増えてきた。イベント出演者から、M―1、キングオブコント、R―1の三冠を制してくれたら」と期待していた。

続きを表示

2016年2月15日のニュース