生国魂神社の落語イベントに「米朝アンドロイド」“出演”

[ 2015年7月28日 11:20 ]

米朝アンドロイド

 大阪・生国魂神社で開かれる落語イベント「第25回彦八まつり」(9月5~6日)の開催発表会見が27日、同所で行われ、3月に亡くなった人間国宝・桂米朝さん(享年89)をモデルにした人型ロボット「米朝アンドロイド」の“出演”が明かされた。昨年11月の高島屋大阪店(大阪市中央区)での展示以来約10カ月ぶり、米朝さん死去後は初めての登場となる。

 同まつりが25回の節目を迎え、上方落語協会会長の桂文枝(72)から「この人しかいない」と実行委員長に指名された桂文珍(66)は、「ことし米朝師匠が亡くなられたこともあり、米朝アンドロイドを生で見てもらおうと思った」と肝いり企画を説明。落語会場・参集殿の入り口に2日間、展示される。

 米朝アンドロイドは12年7月に大阪市内で初めてお披露目され、同席した米朝さんも「よう似てる、凄いなあ」と感心し、「やっぱり嫌やな」と気味悪がったほどうり二つの“分身”的な存在。ロボット工学者である大阪大・石黒浩教授らが開発し、約8000万円をかけて制作された。

 落語の実演もできるアンドロイドはこれまで京都国立博物館や米朝さんの出身地・兵庫県姫路市での落語会など各地で披露され、米朝さんが亡くなった後は同教授の研究室で管理されていた。

 所有者の米朝事務所によると「文珍さんからの強い希望もあり、ご本人の死去以来初めて出動させることを決めた」という。今回は展示のみとみられるが、上方のファンにとっては久しぶりに“米朝はん”と慕われた姿を目の当たりにできそうだ。

 同まつりでは、長男の桂米団治(56)らが出演して米朝さんの追善落語会も6日午後5時か開かれる。

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