高倉健さん 出演作に思い入れ強く「それがなりわいですから」

[ 2014年11月18日 15:26 ]

高倉健さん(2012年8月撮影)
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 寡黙で知られた高倉健さん。特に私生活に関しては、ほとんど語っていない。ただ、出演作をめぐって感想を話す機会は多く、率直な表現の中に素顔も見える。

 演じることについて、「南極物語」(1983年)の製作時に|。「雪上車の中でブリザードが過ぎるのを待つ間、本当に俳優って何だろうと、とても基本的なことを考えました」

 「居酒屋兆治」(83年)完成時に明かした俳優としての理想像。「『ローマの休日』のグレゴリー・ペックや、『昼下がりの情事』のゲーリー・クーパーのような役をやりたいですね。映画は夢ですから」

 「海へ See you」(88年)の撮影中、1年に10本前後の映画に出演していた時代を振り返った。「準備されたものをベルトコンベヤーに乗ってやってきた時は、眠る時間がない。好きな旅にも出られないしんどさがあった。でも、それがなりわいですから」

 「ブラック・レイン」(89年)でハリウッドとの“他流試合”に臨んだ感想は|。「言葉の問題がネックになるかもしれないが、いい映画を作ろうという気があれば何とかなる」

 「四十七人の刺客」(94年)の製作発表では、ちょっと意外な発言も。「この内蔵助は(複数の)女性を愛する部分があるのが、とっても人間らしくていいと思った」

 2013年の文化勲章受章時も、人柄が出たコメントだった。「俳優養成所では『邪魔になるから見学していて』と言われる落ちこぼれでした。『辛抱ばい』という母の言葉を胸に、多くの監督から刺激を受け、社会を知り世界を見ました」

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