日本ハム・水谷瞬 交流戦の歴史に名を残す打率.438「素直にうれしいですし、ちょっとおこがましい」

[ 2024年6月18日 23:07 ]

交流戦   日本ハム1―2X阪神 ( 2024年6月18日    甲子園 )

<神・日>8回2死三塁、申告敬遠で歩かされた水谷(撮影・大森 寛明)
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 日本ハムが交流戦最終戦の阪神戦(甲子園)で延長11回サヨナラ負け。引き分けを挟み3連敗となった。この一戦で交流戦の全日程が終了。7勝10敗1分けの9位に終わった。21日から再開するリーグ戦は、ロッテに抜かれゲーム差なしの3位から9ゲーム差をつけられた首位ソフトバンクを追う。

 悔しい幕切れとなった甲子園での交流戦最終戦。それでも昨年の現役ドラフトで移籍してきたプロ6年目の水谷瞬外野手(23)が交流戦の新記録を樹立するなど、若手が躍動した18試合だった。

 水谷は試合後「あんま実感ないですけど、やっぱたくさんの凄い選手の方々がおられる中で、自分がそういう立場っていうか、1つ名前が残るところに立てたっていうのは素直にうれしいところでもありますし。ちょっとおこがましいというか、そういう気持ちでもあります」と素直な思いを語った。

 3打数1安打で(記録更新)っていうのは知っていたか問われた23歳は「いや、知らなかったです」と驚いた表情を見せ、4打数1安打ではダメで、申告敬遠が大きかったと報道陣から聞かされると「そうなんですか。全然知らなかったです。まあ、あそこの場面は普通にチャンスでもあったんで、普通に。自分のためというか、普通にチームのために1本打てたらなっていう気持ちだったんで。それが結果的に試合に負けたんですけど、僕自身の数値的にはそうなれたんで、良かったかなと思います」と振り返った。

 結果的には人生初の申告敬遠で確定した歴史に名を残す打率。強打者の証だと称えられると「そんなおこがましいです」と謙遜した。最後に交流戦で素晴らしい数字を残せたことについては「それはタイミングが良かったのかなと。これが交流戦で1回目に(1軍に)上げてもらってるなら、多分そういう結果は出てなかったと思いますし。前回に上がるチャンスをいただいて、それでダメでファームでもう1回戻ってやることをやってきて、また上がってきて…いろいろリセットというか気持ち的にもクリーンな状態でまた(1軍に)来られて。それでその前に2試合、2カードあってのそこでもそれなりに結果を出せての交流戦に入れたっていう。本当にタイミングが、ちょうどこういう数字が…なんか明確に残るような交流戦っていう期間だったんで、たまたまそういう結果が出たんじゃないのかなとは思います」と自身の考えを明かした。

 水谷は初回、2死から阪神先発右腕・村上が投じた5球目、148キロの外角低めの直球をうまく中前にはじき返し、新記録樹立へ大きな期待を抱かせる交流戦28安打目を放った。第2打席は右飛、第3打席は空振り三振に終わり、3打数1安打で迎えた8回。もう1安打打たないと記録更新が厳しくなる状況で打席に向かった水谷は、打席に入る前に大きなジャンプを見せ気合を入れた。しかし、ここで阪神ベンチが選択したのはまさかの申告敬遠。すると新庄監督も水谷に代走・五十幡をコールした。この時点で水谷の交流戦新記録樹立と交流戦首位打者が確定した。

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