タイブレークで登板の侍・高橋宏は1失点　栗山監督は「素晴らしいボール」

壮行試合   日本代表8－4ソフトバンク （ 2023年2月25日    サンマリン宮崎 ）

＜侍・ソ＞10回、タイブレーク練習で投球する高橋宏（撮影・平嶋　理子）
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　試合後にタイブレークの練習が行われ、後攻の侍ジャパンは高橋宏が登板。最速152キロの直球で押し込んで2死三塁まで持ち込んだが、柳町に143キロのスプリットを左前打されて失点した。

　「後攻で表に0点がベストだったけど、最後にスプリットが甘く入った」。高橋宏はそう反省したが、栗山監督は「本当に素晴らしいボールがいっていた」と評価した。

　1点を追う裏の攻撃では、ルール通りに前の回（8回）の打順を引き継ぐなら7番・岡本和からだが、周東を二塁に置く形で9番・松原から始めた。栗山監督は「ちょっとそこは、いろいろある」と言葉を濁したが、送りバントの後に1番・中野が同点打。周東が走者としてプレッシャーをかけ、得点の可能性を高める格好となった。結局1得点ずつで終了。タイブレークの練習は3月3日の中日との壮行試合（バンテリンドーム）後も予定されている。　（秋村　誠人）