ロッテ・安田が高知で響かせた手応え抜群の2つの快音 三塁の定位置獲りアピール

[ 2023年2月26日 20:18 ]

プレシーズンマッチ<西・ロ>4回、三塁打を放つ安田(撮影・村上 大輔)
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 まだまだ打者の目が慣れずに投手有利な時期に響かせた2つの快音。ロッテ・安田が26日、高知・県立春野総合運動公園で開催された「2023プロ野球プレシーズンマッチ」の西武戦に「4番・三塁」で先発出場して2安打をマークした。

 前日の同戦に続くマルチ安打ではあるが、安田が「2本とも直球を、ポイントを前で弾けたのでよかった」と語ったように、その打席内容も満足のいくものだった。初回は2ストライクと追い込まれた中で平良の156キロ直球を中前打。4回はカウント1―1から松本の甘く入った直球を中越え三塁打とした。

 ヤクルト・村上、日本ハム・清宮と同学年。昨季は119試合に出場して打率・263、9本塁打、47打点を残したが、長距離砲としての潜在能力を完全に発揮していない。このオフは3年連続で同じ左打ちのソフトバンク・柳田の自主トレに参加。この日のように直球に差し込まれずにコンスタントに安打を重ねれば、三塁のレギュラーにも定着できる。

 安田は今後のオープン戦に向け「やることは変わらず、アピールしたい」と力を込める。その潜在能力を完全に開花させれば、村神様レベルの活躍が見込める。

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2023年2月26日のニュース