元ヤクルト今浪氏 利き目と打撃の大切な関係性「いらない情報はカットした方がいい」

[ 2023年2月24日 20:25 ]

ヤクルト時代の今浪氏
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 日本ハム、ヤクルトで通算405試合に出場し、引退後はスポーツメンタルコーチとして活動する今浪隆博氏(38)が24日、自身のYouTube番組を更新。打者の「利き目」について考察した。

 左目が利き目で左構えだった今浪氏。現役時代は「利き目を利用していらない情報をカットしていた」と明かした。

 顔をあえて正面に向けずに左目でギリギリ投手を捉えるくらいで構え、「いらない情報は視界に入れない」と心がけていた。体の開きも抑制できるし、打撃で必要なボールがホームベースを通過する情報に集中できる。

 今浪氏は「(アマチュア選手など)広い範囲を見ている人が多い。一瞬の世界なのでいらない情報はカットした方がいい」と主張した。

 プロ選手の中にはヘルメットのかぶり方にもこだわる人が多いという。深くかぶるなど「ヘルメットを使って視界を制限している」と続けた。フェースガードも安全性の他に視界を遮るために使う人もいるという。

 今浪氏は「見たいものだけを見る。見たくないものは見ない」ことが打撃には大事と締めた。

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