【侍ジャパン】いざ出陣!栗山監督「選手の自分を出して」25日ソフトバンク戦へ普段通りを強調

[ 2023年2月24日 14:18 ]

栗山監督
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 3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿は24日、2度目の休日を迎えたが、あす25日のソフトバンクとの壮行試合に先発する佐々木朗希投手(ロッテ)ら投手陣と山川穂高選手(西武)が休日返上でトレーニングに励んだ。

 栗山監督は休養日ながらバットを振り込んだ山川に「全部練習を見ているわけではないんだけど、どんな感じでやってるかは聞いている中で、連日遅くまで最後まで振り込んでいるんでね。何とか、という思いがすごい伝わっているんでね。休みの日にやったから良いとか悪いとかではなく、普段の練習姿がね、みんながそういうふうに必死になってくれるのは大きいのでね、楽しみにしてます」と普段の練習姿勢を含め、感嘆した。

 25日のソフトバンク戦に向けては「試合はこっちがあんまり意図を持つよりも、本当にシンプルに、客観的に見たいというのがあるので。打順も、打順の意図というよりも、替えていく選手の、バランス良く、代える選手は早めに代えていく、ていうだけなんでね。そこにあんまり意図はないので」と多くの選手を起用し、状態確認を優先する方針を示した。

 それだけに采配についても「明日は見させてもらいます。大事な場面で、こういう場面は本番であるだろうなあってケースは特別にサイン出すかもしれないけど、基本的には流れとかあれは違うので、終盤になって競れば当然そういう動きもあるだろうし、タイブレークの可能性のときももちろん動かすし、それも含めて、まあまあ、あんまりイメージは持ってないけど。イメージ持ってないというか、こっちの思ってる状態と試合の感じでそこをなんか、こんな感じかっていう、そういうところを自分に頭に見させたい」とした。

 そして「(選手が)必死になりすぎてる、そういうふうにならないように。とにかく普段通りにやりましょうと伝えているので。そう言ったって力も入るし、いろんなことも思ってやるし、選手それぞれの立場でやることをやると思うので、とにかくこっちは選手の自分を出してくださいと、それを上手く組み合わさせてもらって、こっちは努力するだけなんで」と選手たちへの思いも口にした。

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2023年2月24日のニュース