藤浪　初のライブBPで156キロ計測　大谷との対戦正式発表に「静かにやりたいのはもちろんですけど…」

初のライブBP登板後笑顔で米記者の取材を受ける藤浪
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　アスレチックスの藤浪晋太郎投手は23日（日本時間24日）、アリゾナ州メサのキャンプ施設でライブBP（実戦形式での登板）に初登板した。マイナーの打者相手に30球を投げ、安打性の当たりは2本、空振り5つを奪った。球団によると最速は97マイル（約156キロ）だった。

　打者ひとりに5球、1イニングを15球で区切るルールで30球。米国で打者相手に初めて投げた藤浪は「ちょっと力みもあったし、カットも抜けたりしたが、全体的にはまあまあ」と納得の表情で話した。登板前にはマーク・コッテェイ監督が28日（同1日）のエンゼルス戦での初先発を正式発表。メジャー初のオープン戦のマウンドがいきなり同級生の大谷翔平との投げ合いとなることに藤浪は「静かにやりたいのはもちろんですけど、（周囲が）うるさくなるのは間違いないので、仕方ないことかな」と苦笑した。

　スコット・エマーソン投手コーチによると28日は2イニング、35から40球の予定という。藤浪は「練習試合ですからね。勝ち負けは関係ない。楽しめればいい」と落ち着いて話した。