川口和久氏 ロッテの6位指名を断った真相「昔は高卒3年でクビ」

[ 2023年2月24日 15:06 ]

広島時代の川口氏
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 広島、巨人で活躍した川口和久氏(63)が24日、高橋慶彦氏(65)の公式YouTubeに出演。高校時代にロッテからドラフト1位指名を蹴った内幕を明かした。

 鳥取城北高で「高校左腕三羽ガラス」と称され、ロッテ・金田正一監督から「ドラフト1位で指名する」と口説かれた。

 だが、川口氏は「高校から入って1軍で活躍するイメージがなかった。今は育成があるが、昔は高卒3年目はクビみたいなことがよくあった」と振り返ると、高橋氏も「高卒は3年をメドにという言葉はよく出ていた」と続けた。

 川口氏は社会人野球に進んで3年後に即戦力でプロ入りの絵を描いた。金田監督にも断りを入れたが電話で「気が変わるかもしれないから契約金は1位と同じで、6位で指名しておくから」と言われ、実際に6位で指名された。

 両親はプロを勧めたが、川口氏は「自信がなかった」と社会人・デュプロ入り。社会人ではケガなど苦難を乗り越えた川口氏は、80年ドラフト1位で即戦力左腕として広島1位入団。通算18年で139勝を挙げる名投手となった。

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2023年2月24日のニュース