元中日、楽天の山崎武司氏が巨人愛を捨てた理由 サンド伊達「金かあ~っ」

[ 2023年2月17日 17:25 ]

山崎武司氏
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 中日、楽天などで通算403本塁打の山崎武司氏(54)が16日深夜放送のテレビ東京「サンドナイツがプロ野球選手だけの居酒屋はじめました」(木曜深夜1・00)にゲスト出演。裏切られても貫こうとした巨人愛が折れた理由を明かした。

 愛知・愛工大名電高で高校通算56本塁打の山崎氏は、ドラフト会議前に大ファンだった巨人から外れ1位指名を確約された。その1年前、巨人は大阪・PL学園から清原和博に1位指名を約束しながら同期の桑田真澄を指名していた。

 山崎氏は「気の毒だなと思ったら、僕は清原さんほど話題性はなかったけど同じことをやられました」と衝撃の告白に他の出演者を引き気味になった。

 巨人からは「ドラフトのストーリーを全部教えてもらっていた」という。亜大の阿波野秀幸を1位指名し「競合になると思うから外れたら君を1位でいくから待っててね」と言われて舞い上がっていた。阿波野は近鉄に決まり、山崎氏は「ヨッシャー、ジャイアンツ決定だって思ったら木田って言ったんですよ」。巨人の外れ1位は同学年の木田優夫だった。

 地元球団の中日から2位で指名されたが、山崎氏は大学進学して4年後に再びチャンスを待つ巨人愛を貫くつもりだった。父親も認めてくれたが、学校など周囲から中日入団に向けて固められていった。

 「最後は契約金これだけ積むよって言われて、お願いしますって(頭下げた)」

 巨人愛がぽっきり折れた理由に進行役のお笑いコンビ、サンドウィッチマンの伊達は「金かあ~っ」と思わず声を上げていた。

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2023年2月17日のニュース