高木豊氏が提案 阪神5番にノイジー、7番にミエセス 併用するなら6番に指名した選手とその意図は

[ 2023年2月17日 15:45 ]

シート打撃でアベック弾を放ったミエセス(左)とノイジーは笑顔で記念撮影(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 元大洋(現DeNA)、日本ハムで野球解説者の高木豊氏(64)が7日、自身のYouTubeチャンネルを更新。阪神の新外国人、シェルドン・ノイジー外野手(28=アスレチックス)とヨハン・ミエセス外野手(27=前レッドソックス3A)の今季成績を予想しつつ、打順案を披露した。

 各球団の新戦力をチェックしている高木氏はこの日、阪神についても言及。「ノイジーは広角に打てるだけに率も残る。安定していて魅力がある」と語る一方で、ミエセスに関しては「体がデカいな。あれ、絞ってんのかね。守備の面で不安はある」と課題を口にした。

 ミエセスの右翼の守備、さらに左翼・ノイジーで両翼が外国人になると「(中堅の)近本が大変」というリスクはある。「岡田監督がどう考えるか。今年の課題は守備だから、守備の破綻は避けたい」と指摘したが、それでも「飛ばす力はある」「ハマったら面白い」とミエセスの魅力を語り、2人のノルマに「ノイジーには打率・280、25本塁打、90打点」。ミエセスには「25本くらい打ってくれたら万々歳」と期待を込めて予想した。

 そのうえで打順については「3番佐藤、4番大山と考えると、ノイジーが5番。使うとしたらミエセスは7番」と想像。「で、梅野が6番に入る。ヤクルトみたいに」と、オスナとサンタナの間に中村を挟む「ヤクルト型」を提案した。

 その意図には「やっぱり、外国人を2枚続けると、そこで何もできないんだよ。もう、とにかく打つしかない。ヤクルトは中村が入るからいやらしい」と、犠打やエンドランなど戦術の選択肢が増えるとした。梅野も18年に47打点、19年には59打点を挙げるなど巧打者で、高木氏も「梅ちゃんはできる。打撃良いし(外国人の間に)入ると面白い」と名前を挙げていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年2月17日のニュース