【侍ジャパン】打撃練習で昨季セ・パ本塁打王そろい踏み　村上、山川、岡本が同組　ネット「贅沢すぎ」

＜侍JAPAN宮崎合宿＞フリー打撃する山川（左）と村上（撮影・岡田　丈靖）
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　3月のWBCに出場する侍ジャパンの宮崎強化合宿が17日、スタートした。

　ナインはミーティングを終えてからグラウンドに登場。一塁側のロッカーから選手が出てくるたびに来場したファンからは大きな声援と拍手が送られた。選手たちはマウンド手前に集合してバックスクリーンを背中に記念撮影をしてからアップを開始した。

　シートノックでは捕手に甲斐（ソフトバンク）・中村（ヤクルト）・大城卓（巨人）、一塁に山川（西武）、二塁に山田（ヤクルト）・牧（DeNA）、三塁に岡本和（巨人）・村上（ヤクルト）、遊撃に源田（西武）・中野（阪神）、左翼に近藤（日本ハム）、中堅に周東（ソフトバンク）・重信（巨人）、右翼に松原（巨人）が入った。重信と松原は外野手が手薄なためサポートメンバーとして招集されている。

　その後の打撃練習は、昨季24発の牧と山田、源田、中野の組からスタート。続いて村上、山川とセ・パ両リーグの昨季本塁打王に加え、昨季村上に次ぐ30本塁打を放った岡本、周東が同組で、サク越えするたびに球場からは大きな拍手が沸いた。

　ネット上でも「贅沢すぎるな」「ゴロもずば抜けて速い」「岡本→村上→山川の順番でのフリー打撃やばい。ヨダレ出ちゃう」などとファン垂涎のそろい踏みとなった。

　合宿は27日まで同球場で行われる。大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚、ラーズ・ヌートバーは所属チームの練習に参加しており、後日代表に合流する。

　3月に開催される今大会は、各プール4つに分け、東京ドームが会場となるプールBに入った日本は9日の中国戦で開幕。その後、10日に韓国、11日にチェコ、12日にオーストラリアと対戦する。プールAとプールBの上位2カ国が15、16日に東京ドームで行われる準々決勝に進み、その上位2カ国が米フロリダ州マイアミのマーリンズ本拠地ローンデポ・パークで米国時間20日（日本時間21日）から行われる準決勝、21日（日本時間22日）の決勝に臨む。