アスレチックス・藤浪 好感触の初ブルペン、変化球交えて40球 背番号「11」も初披露

[ 2023年2月17日 09:25 ]

ブルペン投球終了後首脳陣と談笑する藤浪(C)Oakland Athletics
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 アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)は16日(日本時間17日)、アリゾナ州メサのキャンプ施設でブルペン投球を行った。バッテリー組キャンプ2日目、パーカー姿でアップとキャッチボールを終えた藤浪がついにアスレチックスの背番号11のユニフォーム姿を初披露した。

 ブルペン投球では期待の新戦力がベールを脱ぐとあり、デービッド・フォーストGM、マーク・コッツェイ監督の他にフロントスタッフらが大集合。その中、藤浪は緊張する様子もなく直球、スプリット、スライダー、カット、シンカー、カーブと持てる球種のすべてを投げ込んだ。

 40球を投げ終えた藤浪は首脳陣と談笑。まずまずのキャンプ初投げに笑顔をのぞかせた。藤浪は初ブルペンの感覚を「全体的には良かったんじゃないですか」と笑顔で振り返り、「ある程度コントロールできていましたし、ストレートも変化球も全体的にいいバランスで投げられたかなと思っています」と話した。

 背番号11をつけた気持ちについては「そこは特にあんまりないですけど。ユニフォーム着てみて、ちょっとダボつくなという感想と緑という色のついたユニフォームを着たのは初めてだったんで似合っているかなと思って投げていました」。監督、フロントが見守る前での投球にも「特に。いつも阪神でもたくさんの方が見ていたので特にあらためて緊張するとかもないですかね」と人気球団で過ごしてきた「経験」がモノを言った。

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2023年2月17日のニュース