メッツ千賀が2度目のブルペンで52球、約154・5キロを計測 早期の環境順応目指す

[ 2023年2月17日 11:23 ]

千賀滉大
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 メッツの千賀滉大投手(30)がフロリダ州のキャンプ地ポートセントルーシーで16日(日本時間17日)に2度目のブルペン入り。大リーグ公式サイトがその模様を報じている。

 キャンプが正式に始まったことで、前回のTシャツと短パン姿ではなく、背番号「34」の入ったユニフォームを着て52球を投球。最速は96マイル(約154・5キロ)だった。

 投げてみて、本人が戸惑っているのは日本のものよりも大きく滑りやすいボールではなく、マウンドの高い傾斜だそうだ。メカニックやリリースポイントに影響が出る。代名詞の“お化けフォーク”がワンバウンドした時は苦笑いだった。背後で見守ったジェレミー・へフナー投手コーチは「思うようにいかないこともあるだろうけど、それはこの時期どの投手も同じ。開幕まで6週間あるから」と話している。

 千賀はマウンド以外にも、いろいろアジャストしなければならないことがあると認める。一つは言葉だ。「英語とスペイン語がいっぱい耳に出入りする環境。それに慣れて、願わくば少しでも理解できるようになれれば」と言う。食生活も異なるが、今のところ、好きな食べ物はピザだそうだ。

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2023年2月17日のニュース